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龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCの応援、ソロキャンプ、それに読書、そしてコペンな日々をメモしています。

夏休みといえば、読書、勉強、研究。

2013年07月27日 11時06分30秒 | 書くことについて
曲がりなりにも人文系の高校教師として、夏休みになんにもテキストを読まずに過ごすことはできない。

小説や文庫になった哲学書だったら気軽に持ち歩ける。
最近は結構な厚さの本も
裁断機→スキャンスナップ
でiPadに「収納」できるようになった。

問題は、それを超えた厚さの本である。
例えば、
『哲学原論 自然法および国家法の原理』トマス・ホッブズ
は、厚さ8cmあって、裁断不可能だ。
中身は買った時に流し読みしただけだし。
ミシェル・フーコーのコレージュ・ド・フランスの講義集は配本されたときにパラパラめくったものの、長らく本棚の飾りつけにすぎなかった。ロールズの『正義論』に至っては平積みの底の底に眠っているはず。

裁断機にかけられる本は手軽に割と読むようになった気もするが、余計に「重い本」に手が出なくなる。

今日明日は夏休みで雨の土日、部活の人も職員室にはいない。
8時間一人で籠っている仕事なので、どれかとじっくり付き合ってみようと思う。
まずはホッブズですかね。
これを読むと、次はスピノザとホッブズの聖書解釈について書かれた研究書(面白そうなんだけれど、素人には敷居が高くて最初しか読んでいない)が待っている(書名は埋もれていて現在発掘不能)。
読書における「負の連鎖」ってやつですね。

分かろうと思って読むと、その度に謎が増えるってヤツ。

まあ、それが面白いっちゃ面白いんだけれど、読んでるだけでもつまらない。
なんらかの意味で「今、ここ」=原発事故以後の福島・いわきを生きる「糧」になれば、とは思うんですが。

いわき市の常磐では、今も雷が鳴っています。


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