龍の尾亭<survivalではなくlive>版

いわきFCのファンです。
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お袋が親鸞を読んでいたので、スピノザの話をちょっとしたら

2012年01月06日 22時44分34秒 | 大震災の中で
「へぇ、似たようなことを考える人はいるんだねえ」

とコメントをもらって、思わず顔がほころんだ。

親鸞とスピノザが似ているかどうかは、それを語った私が牽強付会に重ねて表現しただけのことなので全くの「匙加減」に過ぎない。
でも、今村仁司の最後の著作『親鸞と学的精神』を今日(上野の博物館で清明上河図見学の行列に並びながら)読んでいたら、親鸞に「理神論」を見る、という表現が出てきてどきっとした。

スピノザが果たして今村のいう「理神論」に該当するのかどうか、さえ私は哲学史の知識がないから分からない。
でも、ばあさんが言ったのは、要するにそういうことだろう。

それは大澤×佐々木のポッドキャストで繰り返されている「第三の審級」が不可能だけど不可避だっていう話ともつながり、東浩紀の敢えて言う『一般意志2.0』のテーマとも響き合っていると私は思う。

私(たち)の場合は、福島県の原発事故というスティグマを背中に背負ってるので、その辺も踏まえて論じないといけないからいまだにうろうろぐじぐじまとまらないんだけれど(苦笑)。

自然と人為の裂け目の関係の話をもう少し煮詰めておかねば冬休みが終われないなあ。
ドゥルーズのスピノザ論が進まないので、親鸞の方を少し外堀から埋めている1月6日夜でした。


大澤真幸×佐々木敦トークセッション、面白い!

2012年01月06日 22時13分44秒 | インポート
今、「テン年代のリアルとは?」大澤真幸×佐々木敦トークセッションを聴きました。
面白い!佐々木氏の『未知との遭遇』出版記念イベントだそうです。ジュンク堂ポッドキャストで公開中。
まだ本を読んでいないのに、読んだ気分になっちゃいました(^^;)。

他にも
「未知との遭遇は如何にして可能か?」千葉雅也×佐々木敦


も、まだ聴いてませんが、おもしろそう。よろしかったらぜひぜひ。