President ONLINEの記事。
なぜ、医者は自分では受けない治療を施すのか
http://president.jp/articles/-/15153
だから医者はひどいことをしている、という短絡的な反応がしたいわけではなくて、どうしてそんなことになってしまうのか、という「構造」を明らかにした上で、変えていかねばならないだろう。
でも、きちんと相談すれば話の通じるお医者さんもいるけどね。
本人ではなく「家族の期待に応えようとしてしまう医師」という指摘はとても重要。
自分の生命の終わりを自分だけで決定するのはどうかな、と思うけれど、延命治療以外の選択肢が無くなってしまったガンの末期などは、ある程度「予測」できてしまうわけで、そういう時に延命治療をしない選択肢は、もっと自由に選べた方がいい。
ガンは突然死とちがって、ある意味ではこちらが生き方を選択できる病気だ。
家族がガンになってから、そのことをしみじみ考えるようになった。
抗がん剤も(本人に)やってもらったが、どこまでそれを繰り返すのかは考えなければならない、と思う。今はマーカーが落ち着いているけれど、これからは以前よりは短いスパンで人生を考えていく必要が出てきた。それは本人だけではなく、家族みんなにとっても同様だ。
どこまでどんな治療するのかについて判断するためには、それ相応の知識が必要になるだろう。
勉強しておかないと、短い時間で決断を要するときに対応できない、ということもある。
と同時に、どれだけ知識を得たとしても、根本から寿命をどうこうできるわけではない。
知と非知の境界線上にあって、生命と向き合うためには、知識だけではなく、ある種の「魂の訓練」も必要になるのかもしれない。
とにかく、考えさせられた。
なぜ、医者は自分では受けない治療を施すのか
http://president.jp/articles/-/15153
だから医者はひどいことをしている、という短絡的な反応がしたいわけではなくて、どうしてそんなことになってしまうのか、という「構造」を明らかにした上で、変えていかねばならないだろう。
でも、きちんと相談すれば話の通じるお医者さんもいるけどね。
本人ではなく「家族の期待に応えようとしてしまう医師」という指摘はとても重要。
自分の生命の終わりを自分だけで決定するのはどうかな、と思うけれど、延命治療以外の選択肢が無くなってしまったガンの末期などは、ある程度「予測」できてしまうわけで、そういう時に延命治療をしない選択肢は、もっと自由に選べた方がいい。
ガンは突然死とちがって、ある意味ではこちらが生き方を選択できる病気だ。
家族がガンになってから、そのことをしみじみ考えるようになった。
抗がん剤も(本人に)やってもらったが、どこまでそれを繰り返すのかは考えなければならない、と思う。今はマーカーが落ち着いているけれど、これからは以前よりは短いスパンで人生を考えていく必要が出てきた。それは本人だけではなく、家族みんなにとっても同様だ。
どこまでどんな治療するのかについて判断するためには、それ相応の知識が必要になるだろう。
勉強しておかないと、短い時間で決断を要するときに対応できない、ということもある。
と同時に、どれだけ知識を得たとしても、根本から寿命をどうこうできるわけではない。
知と非知の境界線上にあって、生命と向き合うためには、知識だけではなく、ある種の「魂の訓練」も必要になるのかもしれない。
とにかく、考えさせられた。