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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「イタリア物語」 カラカラ浴場~アッピア街道~カタコンベ1

2020年04月11日 07時48分52秒 | イタリア


 イタリアには2度旅行をしました。最初は「イタリア物語」1996年5月11日~5月25日でシチリアを含めて主に北イタリアの旅でした。2回目は「南イタリアからシチリア島、マルタ島へ」2014年5月8日~5月22日でした。このブログの開設は2005年10月15日なので2回目の旅は紹介済みです。1回目については少し紹介している部分もあるのですが、今回未紹介と既紹介部分の修正追加再録をしたいと思います。
 この「カラカラ浴場~アッピア街道~カタコンベ」と次回からの「カタコンベは単なるお墓1~3」は2005年12月~2018年5月12日にかけて数回記載したものを修正し、まとめて再録します。

 ローマでは午後半日が自由時間でした。「ローマの休日」です。そこでかねてから行きたかった「アッピア街道」(注)を歩くことにしました。

 (注)古代ローマ時代BC312年に完成したローマからナポリ近くのカプアまでの最初の高速幹線道路。「すべての道はローマに通ず」の元祖。

事前に調べてみると「カラカラ浴場」(注)の近くに一部が残っているというのでまずはそこまでタクシーで行くことにしました。

 (注)AD3世紀にカラカラ帝によって作られた大浴場。1500人以上は入れたそうです。ここでちょっと余談話。中世、近世のヨーロッパ人に比べて古代ローマ人は風呂に入り清潔な人たちだと、ごく最近まで思っていました。ところが、さにあらず、古代ローマの浴場はかなり不潔だったようです。それについては2019年1月5日に紹介しているので(「テルミ駅」での検索も可)ご覧ください。びっくりしますよ。

 カラカラ浴場の内部は残念ながら見学でいませんでしたが、その前の道路がどうやらアッピア街道のようでした。通りかかった地元の人らしきに確認しました。しばし考えて「昔の道路のことですね。それでしたらこの道路です」という返答でした。どうやらアッピア街道という言葉は現地の人には一般的ではないようでした。少し進んだところで「マイルストーン」(注)が見えました。それでアッピア街道であることを確信しました。

 (注)ローマから1ローマ・マイル(約1,5キロ 1000歩)ごとに置いた大理石の円柱。日本でいえば一里塚ですね。この私が見たマイルストーンは「塩野七生 ローマ人の物語の旅」(p75)によると「レプリカで本物はカピトリーノにある」と記載されていました。

ご覧のように幅は6mぐらいあり石畳の現役で、車も行きかいをしていました。ぶらぶら進んでいると、道端に人が集まっていました。どうやらカタコンベ(カタコーム)見学のようでした。カタコンベについては次回。  

付録 
 昨日鹿児島市内を走る路面電車に乗りました。満員でした。突然座っていた男性老人が立ち上がり杖を曳いた男性老人に席を譲りました。周りは若い人ばかりでした。席を譲った老人と降りたところが同じだったので、わたくしは余計なお節介でしたがありがとうございましたと話しかけ年齢を尋ねると90歳でした。

コメント
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