安重根の肖像です。薬指が少し短いですが、断指同盟を結成していました。断指同盟については2011年7月3日をご覧ください。なお、安重根が義士であるかテロリストであるかについては種々議論がありますが、2011年6月30日、7月3日、7月6日にすこし紹介しているのでご覧いただければ幸いです。
安重根(朝鮮語読み アン・ジュングン 1879~1910)は朝鮮の大韓帝国時代の朝鮮独立運動家で1909年朝鮮を日本の保護国にした責任者として伊藤博文をハルビン駅構内で射殺した人物です。
韓国のソウルには安重根義士記念館があり2011年そこを個人的(ツアーから外れて)に訪れ6月30日、7月3日、7月6日にこのブログで紹介しています。その一部を再録しておきます。
「安重根義士記念館については現地手配会社の高さんは『今後とも日本人のツアーコースには絶対に入らないでしょう。なぜならば安重根は韓国では国民的英雄だが、日本では***』と言いよどみました」
その「安重根義士記念館」がハルビン駅構内にも隣接してありました。実は事前にはこ
の存在を知りませんでした。それは「観光コースでない『満州』」(高文研 2011年第3刷p165)の以下の文章によります。
「**暗殺現場は、終戦まで***円形のガラスがはめられ***解放後も目印があると聞いていたが***我々が訪れた時は***駅員に聞いてもどのホームかさえもわからなかった。**考えてみれば、日本人がロシア人に会うために訪れ、朝鮮人に殺された場所など中国人には全く関係が無いのだから、なにも残ってなくても当然かもしれない」
旅名人「大連と中国・東北歴史散歩」(2007年 p287)にも同趣旨の文章がありました。
そこで私は現地ガイドに目印だけでも残ってはいないですか尋ねるとそのようなものは一切ありませんとの返事でした。ところが同行の一人が「地球の歩き方」に「記念館」があると記載していると指摘しました。(「地球の歩き方」p214の欄外に小さく出ていて私もそれまで気づきませんでした)すると一転してその存在を認め、しかし予定にないのでそこには案内できませんし、閉館時間も迫っていますとの返答でした。そこで同行者3人と場所を確認して出かけました。時間はたっぷりありました。われわれのホテルはハルビン駅の近くにあったので全く支障はありませんでした。
なぜ、現地ガイドは最初その存在を否定し、存在が明らかになった後も閉館が迫っているとか、案内はできないなど言ったのでしょうか。帰国後日本の旅行会社にこのことを話したところ、個人旅行をしなさいと強く指導?されました。
終活はこれですかね。トランプゲイムのようですね。私は囲碁を打つのでいつかは外国で手合わせをしたいとおもっているのですが、今のところまだです。2011年に韓国のソウルで尋ねたところ碁会所は以前は沢山あったけれど今はほとんど無くなってしまったとのことでした。PCでのゲイムになったようです。私も最近は碁会所には行っていません。もっぱらPCです。本当は相手の顔色を見ながらの打ちたいのですが。
近寄ってみると職を求めての群れ?のようです。
2008年7月15日のこのブログの一節を思い出しました。それは飛行機に乗り合わせた中国人・周小平さんに次のように話したことでした。
「今の中国は共産主義国ではなくアメリカと並んだ資本主義国家ではないか」
そしてここでは「日本の方が社会主義国だ」とつぶやきました。
この表示をみると元来は東方正教会、アレクセイ教会として作られたようです。唯物論を国是とする中国は宗教そのものを文化遺産と見るか否かは別として少なくともこの建物自体は後世に引き継がれるべき文化遺産とされているようです。