100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「ブータン」編 ワンちゃん天国2

2011年11月30日 08時27分59秒 | ブータン

 この写真は走行中の車からです。逃げようとしません。しかし車の少ないせいもあってか轢かれた死体は見ませんでした。帰りにインド領内を3時間ぐらい走行しましたが2頭の死体を見ました。

 余談噺ですが、日本でもワンちゃん天国の時代があったのです。そう徳川綱吉の「生類憐れみの令」の時です。東京ドームの20倍の広さの土地に10万匹の犬が囲われていました。その土地には最近まで犬を囲っていたということから「囲い町」(東京都中野区)という町名が残っていたそうです。(「NHKブラタモリ」より)

もうひとつ。フランス旅行ではたびたび犬の糞をフン付けてフン慨した思い出があります。なぜかブータンではこれほど犬がいたにもかかわらず、被害には会いませんでした。犬のトイレでもあるのですかね。

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「ブータン」編 ワンちゃん天国1

2011年11月30日 08時23分29秒 | ブータン

 00755日にギリシャのワンちゃん天国を紹介しましたが、ここブータンはもっと天国でした。写真のような風景は珍しくありません。毛並みもよく健康そうでほとんど寝転がっています。ほえもせず、餌をねだって近寄ってくることもありません。

 ブータンでは殺生を嫌います。それがワンちゃん天国になったようです。このように昼間は平和ですが、夜になると一変します。私たちは毎晩のように犬の鳴き声で安眠を妨害されました。そう毎晩でした。

 先代の国王の妃は「仏教の生きとし生けるものを敬うという教えは、ブータン人の信仰、風習に深く浸透し****問題が起こっていることも事実です。たとえば都市部での野良犬の増加***」(「幸福大国ブータン」p142)と述べています。

 魚釣りも許可制で制限されています。現地ガイドのブタさんが世界地図を見て私にどこに住んでいるのかと尋ねたので鹿児島を指さすと「魚釣りができますね」とうらやましげにつぶやきました。

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「ブータン」編 poor and clean2

2011年11月27日 08時28分49秒 | ブータン

タシヤ・ツエという小さな村で見かけたゴミ収集車です。感動しました。こんな小さな村に!

 普通のごみは土にかえりますが、プラスチックなどは腐敗しません。日本でもプラスチックのごみは至る所で見かけます。ブータンではプラスチックの袋などの使用・販売を法律で禁止したそうです。(「ブータンと幸福論」p77)

 例を二つだけあげましたが、とにかくブータンはcleanです。そういえば私たちが旅行中お世話になったおんぼろ車を運転手さんは毎朝きれいに清掃していました。当たり前?そうですが掃除をしない国の人も今までたくさん経験しましたよ。

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「ブータン」編 poor but clean 1

2011年11月27日 08時24分40秒 | ブータン

 

 こ誤解されてはいけないので注を入れておきますが“poor”というのはGDPとかGNPという物差しでいえばそうなりますが、ここブータンでは私はそれほどpoorを感じませんでしたし、むしろ家屋などを見ればいわゆる先進国と肩を並べる、いやそれよりも立派であると感じました。

 

 物もらいに類する人たちには一人も出会いませんでした。物売りにも。

 

 そこでclean ですが、この看板を見てください。Litter Free Schoolという看板がありますね。「ゴミ捨て禁止の学校」「ゴミなし学校」とでも訳すのですかね。(2010年5月8日に英語のfreeの意味についての私の無学ぶりを紹介しています)ブータンでは環境保全クリーン運動が行われているようです。首都ティンプーの公園で普通のおばさんがゴミ拾いをしているのを見かけました。

 皮肉にもこの写真では道路にトウモロコシの葉っぱが散らかっていますが、ここでトウモロコシ剥きが行われていました。

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「ブータン」編 poor and dirty 4

2011年11月24日 08時40分51秒 | ブータン

 インド人出稼ぎ労働者の掘っ立て小屋です。右端に見えるのはブータン人の家です。

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「ブータン」編 poor and dirty 3

2011年11月24日 08時36分42秒 | ブータン

  ブータンでは道路の補修、拡張工事が盛んに行われていました。ところが働いている人たちはすべてインド人です。この写真では良くわかりませんが女性も沢山います。普通出稼ぎは後進国の人が先進国に出かける構図ですが、ここでは逆で先進国であるはずのインドからの出稼ぎです。

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「ブータン」編 poor and dirty 2

2011年11月24日 08時30分51秒 | ブータン

 もう一枚。このゴミの中にこのような掘っ立て小屋があります。まさにpoor and dirty (貧困と不潔)ですね。もちろん?インドです。

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「ブータン」編 poor and dirty 1

2011年11月24日 08時20分48秒 | ブータン

8年前ネパールを旅行していた時、インド経由でこの地を旅行していたアメリカ人の”India is poor and dirty. Nepal is poor but clean”(インドは貧困で不潔であるが、ネパールは貧乏でも清潔だ)という一言を今回のブータン旅行で思い出しました。NepalBhutan に置き換えればまさにその通りだと感じたのです。今回の旅行はインド経由でインドの首都デリーで一泊しました。写真はデリーのホテルに隣接したところです。

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「ブータン」編 裁判官

2011年11月21日 08時33分24秒 | ブータン

 この人はパロ・ゾンではなくジャカル・ゾンで出会った裁判官で日本語が分かる(?)気さくな人で「私は日本人」などと言って私たちを煙に巻いていました。

 

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「ブータン」編 パロ・ゾン4

2011年11月21日 08時29分40秒 | ブータン

 現在ゾンには地方行政の役所、国教である仏教施設と司法施設があります。ここは裁判所です。Royal court of justice とありますね。

 来日中のブータン国王夫妻の人気が高いようですが、ブータン国内でも心の底から敬愛されているようです。それについては9月13日~19日にかけて紹介しているのでご覧ください。

 Fengdan さんコメント有難うございました。経文の文字はご指摘のようにチベット文字です。言語はゾンカ語です。

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「ブータン」編 パロ・ゾン3

2011年11月18日 08時26分07秒 | ブータン

 見事な装飾の建物ですね。

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「ブータン」編 パロ・ゾン2

2011年11月18日 08時23分31秒 | ブータン

  このような橋を渡りました

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「ブータン」編 パロ・ゾン1

2011年11月18日 08時20分52秒 | ブータン

  

 パロのゾンを紹介します。正式な名前はリンプン・ゾンで「宝石の山の城」を意味します。1907年に火事で焼失し現在の姿に再建されました

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「ブータン」編 仏教45 タシガン・ゾン2

2011年11月15日 08時12分52秒 | ブータン

 タシガン・ゾンから見た風景です。ブータンの典型的な風景です。

 

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「ブータン」編 仏教44 タシガン・ゾン1

2011年11月15日 08時07分22秒 | ブータン

 

 ンというのは以前紹介したように日本の戦国大名の城のようなものが起源ですが現在は地方の行政府があるところです。ゾンにはお寺もあります。そこでは多くの僧侶がいます。修業中の僧侶の食事に出会いました。沢山いますね。現地ガイドのブタさんによれば全人口(70万人)の15%が僧侶だそうです。ブタさんは少し数字に弱いような感じがあるのでそのままには信用できないような気はしますが。(注)

 

 昔は一家に一人は必ず僧侶になったそうですが、今は希望制です。いったん出家すると還俗することは法的に可能ですが社会的には事実上不可能だそうです。

 

(注)今枝由郎氏はその著「ブータン仏教から見た日本仏教」で以下のように述べています。

 「僧侶は国家が扶養する一種の国家公務員である。男性人口のうち、50人に一人近くが僧籍にあり、 もちろん妻帯はせずに、寺内での共同生活を営んでいる。なかには還俗して、妻帯するものもいるが、その数は決して多くはない」(p64

 ということで、人口の1%7千人がお坊さんということのようです。

 

 先代国王の妃は以下のように述べています。 

 「国家直轄の僧院に在籍する僧侶は約5000人、国家に扶養されている以外に民衆によって支えられている僧侶が3000人さらにゴオムチェンと呼ばれる在家僧もいます。(「幸福大国ブータン」p4950

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