そうです、ここが最南端。ですが、ここは無人駅です。乗降者も少なく(2012年の統計で1日平均の乗客35人)、時刻表を見ると1日の列車の本数は6本です。したがって私も枕崎まではJRではなくバスを利用しました。駅の近くのレストランでカツオ定食をいただきましたが、店主曰く「ここはシャッター街ですよ」と自嘲していました。
先日、坊津観光をしました。今、私が住む鹿児島市から南にバスで約2時間行ったところです。途中で枕崎市に少し立ち寄りました。
地理を確認ください。坊津のヴォランティアガイドの鮫島さんから頂いた「坊津まち歩きマップ」の一部をスクラップしたものです。
恥ずかしながら、マレーシアに王様がいるということは知りませんでした。政体は「立憲君主国」なんですね。知りませんでした。19州のうち9州のスルタンが輪番制で5年の任期です。輪番制の王様というのは珍しいです。王様の権限はありません。
写真は王宮です。向こうに霞んで見えるのが国立モスクです。
キャメロン・ハイランドからマレーシアの首都クアラルンプールへ向かう途中の車窓からの風景です。写真が下手でのボケではありません。大気汚染なのです。海を隔てての隣国インドネシアのスマトラ島での焼畑によるものです。マレーシアもインドネシアに抗議しているそうですが、解決していません。
ネット検索をしていたら、「熱帯の焼畑の現状と問題」という高知大学大学院黒潮圏海洋科学研究科田中壮太氏の論文に出会いました。結論部分を以下紹介します。
「環境保全論者として焼畑農業や油ヤシプランテーション・森林伐採を非難するのは簡単である.しかし,焼畑は,農民が生きていくために依然として必要な手段だ。***筆者自身,その答えをまだ見出せないでいる」
この農場の案内版です。意味は中ほどの英語をお読みください。ここでは少し本題から外れてマレーシアでのコトバと文字についてこの案内版で紹介します。一番上の文字はマレー語です。マレー語はこのようにラテン文字(ローマ字)で表記されます。今回のもう一つの訪問国ブルネイもマレー語が公用語です。二段目が英語ですね。3段目は中国語です。さて一番下は何語でしょう。ジャウィ文字です。東南アジア島嶼部にイスラームが普及した14世紀頃から使用され始め、これらの地域がヨーロッパ諸国の植民地支配を受ける19世紀頃までは広く使用されていた、アラビア文字をマレー語に適合するように改良された文字です。現在でもウィキペディアに拠れば保守的な地域で使用されているそうです。後日紹介予定ですが、ブルネイではこのジャウィ文字はラテン文字と並んで公用文字です。
今回旅行中「テレマカシ」という言葉を聞きアレー!どっかで聞いたことがあるなーと思いだしたのは、インドネシア語でした。そうなんです。インドネシア語と同じ「ありがとう」でした。インドネシア語とマレー語との関係については2010年10月1日に紹介しているのでご覧ください。