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100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「ブータン」編 poor but clean 1

2011年11月27日 08時24分40秒 | ブータン

 

 こ誤解されてはいけないので注を入れておきますが“poor”というのはGDPとかGNPという物差しでいえばそうなりますが、ここブータンでは私はそれほどpoorを感じませんでしたし、むしろ家屋などを見ればいわゆる先進国と肩を並べる、いやそれよりも立派であると感じました。

 

 物もらいに類する人たちには一人も出会いませんでした。物売りにも。

 

 そこでclean ですが、この看板を見てください。Litter Free Schoolという看板がありますね。「ゴミ捨て禁止の学校」「ゴミなし学校」とでも訳すのですかね。(2010年5月8日に英語のfreeの意味についての私の無学ぶりを紹介しています)ブータンでは環境保全クリーン運動が行われているようです。首都ティンプーの公園で普通のおばさんがゴミ拾いをしているのを見かけました。

 皮肉にもこの写真では道路にトウモロコシの葉っぱが散らかっていますが、ここでトウモロコシ剥きが行われていました。


「ブータン」編 poor and dirty 3

2011年11月24日 08時36分42秒 | ブータン

  ブータンでは道路の補修、拡張工事が盛んに行われていました。ところが働いている人たちはすべてインド人です。この写真では良くわかりませんが女性も沢山います。普通出稼ぎは後進国の人が先進国に出かける構図ですが、ここでは逆で先進国であるはずのインドからの出稼ぎです。


「ブータン」編 poor and dirty 1

2011年11月24日 08時20分48秒 | ブータン

8年前ネパールを旅行していた時、インド経由でこの地を旅行していたアメリカ人の”India is poor and dirty. Nepal is poor but clean”(インドは貧困で不潔であるが、ネパールは貧乏でも清潔だ)という一言を今回のブータン旅行で思い出しました。NepalBhutan に置き換えればまさにその通りだと感じたのです。今回の旅行はインド経由でインドの首都デリーで一泊しました。写真はデリーのホテルに隣接したところです。


「ブータン」編 パロ・ゾン4

2011年11月21日 08時29分40秒 | ブータン

 現在ゾンには地方行政の役所、国教である仏教施設と司法施設があります。ここは裁判所です。Royal court of justice とありますね。

 来日中のブータン国王夫妻の人気が高いようですが、ブータン国内でも心の底から敬愛されているようです。それについては9月13日~19日にかけて紹介しているのでご覧ください。

 Fengdan さんコメント有難うございました。経文の文字はご指摘のようにチベット文字です。言語はゾンカ語です。


「ブータン」編 仏教44 タシガン・ゾン1

2011年11月15日 08時07分22秒 | ブータン

 

 ンというのは以前紹介したように日本の戦国大名の城のようなものが起源ですが現在は地方の行政府があるところです。ゾンにはお寺もあります。そこでは多くの僧侶がいます。修業中の僧侶の食事に出会いました。沢山いますね。現地ガイドのブタさんによれば全人口(70万人)の15%が僧侶だそうです。ブタさんは少し数字に弱いような感じがあるのでそのままには信用できないような気はしますが。(注)

 

 昔は一家に一人は必ず僧侶になったそうですが、今は希望制です。いったん出家すると還俗することは法的に可能ですが社会的には事実上不可能だそうです。

 

(注)今枝由郎氏はその著「ブータン仏教から見た日本仏教」で以下のように述べています。

 「僧侶は国家が扶養する一種の国家公務員である。男性人口のうち、50人に一人近くが僧籍にあり、 もちろん妻帯はせずに、寺内での共同生活を営んでいる。なかには還俗して、妻帯するものもいるが、その数は決して多くはない」(p64

 ということで、人口の1%7千人がお坊さんということのようです。

 

 先代国王の妃は以下のように述べています。 

 「国家直轄の僧院に在籍する僧侶は約5000人、国家に扶養されている以外に民衆によって支えられている僧侶が3000人さらにゴオムチェンと呼ばれる在家僧もいます。(「幸福大国ブータン」p4950