AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

やはりこの響き。

2016-09-17 06:26:00 | ドラム
諸事情があり、目下機材を買い込みにかかっている。

ゆくゆくは動かしていくオリジナルのバンド用に、シンバルはどうするか?というのを以前から考えていた。
まァ、とっくに答えは出ているんだが、大枠はPAISTEのALPHAシリーズで固める。
そんな中で決定しかねていたのが、ライドである。

現状持ち込みでいける範囲であれば、ALPHAのMetal Rideを使用している。
鳴り自体はしっかりしている。バンドの中でも音は通る。
が、個人的に納得いかないのは、20というサイズ。

過去に生産されていた中で、22というサイズも存在しており、ソレは押さえているんだが、最早レアものというのと、あくまでも現行版でいきたいという考えがある為、どうしたものかと。

状況として許されるのであれば、ライヴやスタジオ練習では常に22を使って来ていたので、あのボリューム感が自分の中で基準となっている。
ものによっては、20の方が高い音域が引き締まって出てくれるので、ライドとしては効果的なのだが、やはりあの奥深い響きというのは、22じゃないと出ない。

現在のALPHAは悲しいかな、どのモデルも20だけ。
一時Rock Rideは22があったんだが、押さえておけば良かったと、後悔先に立たず(苦笑)。

で、
いっそのこと、他のシリーズの22を使い、ソレで決定しようと思った。
それで選んだのかコレ。


RUDEの22 Power Ride「REIGN」である。
このモデルは、オレが師匠と仰ぐデイヴ・ロンバードのモデル。
かねてより手に入れようかなと思いつつも、サンプル聴いて「いや、ちょっと音低いか?違うかな・・・」と踏み止まったりしていたが、事態が変わったので、もう手に入れてしまえ、と(笑)。

んで、実際スタジオで叩いてみたんだが、コレはもう文句つけようがねェ(笑)。
もうね、響きが「PAISTEの22ライド」っていうのを主張しまくってる。
しかもRUDEだから、音の鳴りに余裕すら感じられる。
カップは、サンプル聴いていたのと同様に低域が強いが、アタックが強烈に出ているので重厚さを感じさせ、埋もれないという存在感を示している。

思えば昔愛用していたALPHAの22 Heavy Rideも、こんな感じに近かった。
まァ、だから今回のREIGNと、THE PAISTE PRECISIONのHeavy Rideのどちらにしようかと考えていたんだが、結果としてやはり欲しかったものを選んで正解だったという事だ。

今度のライヴで試運転してみるが、さぞかし良い響きを与えてくれると思う。
少なくとも、この間のライヴで使ったMEINLのClassics Custom 20 Extreme Metal Rideの様な、異常な暴れ方はしないだろうから、その点はPAISTEは安心できる(別にMEINLを非難しているワケではないので悪しからず。あのライドはあのライドで良いからね)。

さて、
シンバルに関しては、これで腹括れるラインナップになった。
オレにとっては、やっぱり22のライドは必要な存在だった。