AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

リズム

2012-10-13 17:23:00 | 音楽・ライヴ
とりあえず、今後新たに動かそうと思っているバンド用のデモ曲を2つ、リズム録り終えました。

色々と諸事情があるので、とにかく早めに曲構成を考えてギター録りに進めなければいけない為、2曲のうち一曲はこの数日で思い浮かんだアイディアをまとめてから書き上げて、今日スタジオで初めて実演に挑むという、強行的なやり方だった。
そんな事であるが故に、当然細かい点での出来栄えには満足もいくものにはなり得てないが、まァ大枠ではなんとかなるモンだなと、気持ち半分は納得している。

本格的に動くとなるとまた別の話になるが、オレがやろうと思っている事を、違った雰囲気を持つ2曲で判ってもらえればと考えて作ったつもりだ。
現段階では両曲とも、オレとしてはそれなりにシンプルで短くまとめあげた形にしたので、前もって話をした上で、ギターをどんな形で乗せてくれるかも期待したい。

そういった点に関しては、今月発売のヤングギター誌で掲載されている、FEAR FACTORYのディーノ・カザレスのコメントが、端的ではあるが的を射ている。
「俺はドラムをプレイするようにギターを弾く。だから、ドラマーにはギターをプレイするようなドラムを求めている」

FEAR FACTORYはオレの影響源の一つだが、その苛烈なツーバスドラミングは勿論であると同時に、ソレを最大限に活かした曲構成がものを言っていた。
メタルに於いて重要なのはリフとリズムの構築。FEAR FACTORYの魅力としては、全ての楽器隊が渾然一体となって進む点でもあるが、裏を返せばリフ/リズムが、楽器一単位であっても曲として成り立つ事を立証してもいる。

極論を言えば、グルーヴをどれだけ自分の中で確立しているかという事。
過去にFEAR FACTORYに携わったドラマーが作曲にクレジットされていたのも、彼らがグルーヴを重点に置いて曲展開を考え作り上げたリズムを披露出来た故だろう。

装飾、耳に入りやすいという点を考えれば、ギターやヴォーカルには引けをとると言わざるを得ないが、ドラムでも曲は作れる。
オレはそう信じているし、ドラムっていうのが単なる点の組み合わせじゃないってのを立証出来ればと考えている。

ソロとしてはテリー・ボジオがそれを実践している代表格だが、バンドの中のドラマーとして、オレは実践していきたいね。
まだまだ、切磋琢磨していく余地は大いにあるケドね。

 今日のテメェのBGM:School Food Punishment「Prog-Roid」