<コメント>
羽田と成田の管制一本化が進んでいる。現在は以下記事にあるように、それぞれの空港を管轄する管制が出発/進入を担当している。そして両空港から出発もしくは着陸する機は、それぞれの管制が管轄する空域しか飛べない状況。
関西を見てみると、3空港(関空、伊丹、神戸)から出発すると、関西デバーチャーに引き継がれ、レーダーベクターによって管理されている。ただし誤解してはなりませんが、決して「安全」な空域ではありません。
関東の管制が一本化されるとどうなるか・・・?
報道では、ニアミスなどのインシデントが減ると記されている。確かに「今より」減る事は間違いないだろうが、もっと重要な事は、横田空域の開放ではないかと思う。皆様はどうお考えでしょうか・・・?
(読売新聞) - 9月7日14時59分更新
国土交通省は7日、2009年をめどに、羽田空港と成田空港が民間航空機の発着などを別々に管制している首都圏上空の空域を統合し、両空港の発着便を一括管制する方針を固めた。
在日米軍や航空自衛隊が管理する空域に挟まれ、限られたスペースになっている首都圏上空の民間用の空域を有効活用し、将来予想される航空機の混雑を緩和したり、異常接近(ニアミス)を防ぐ狙いがある。
首都圏上空で羽田、成田両空港が管制する空域は、西側に在日米軍が管理する「横田空域」があるほか、北側には航空自衛隊が管理する「百里空域」があり、民間航空機が飛べる空域は限られている。
しかも、羽田に発着する民間航空機は、成田が管制する「成田空域」に入ることはできず、成田の発着便も羽田が管制する二つの「羽田空域」に入れない。こうした事情が、羽田のラッシュ時に航空機の発着が遅れる一因ともなっている。
関東の広域管制、遅すぎですよね本当に。
それでなくても、規制が多い空域ですから、一元管理により、安全面や経費面で成果が出ると思うのですがね~。
やっと羽田成田の広域レーダー管制が実現するのですか!
関空の広域レーダー管制の様子を見てからでしょうが、私は2000年頃には移管するものだと思ってました。
横田空域は仕方無いとしても、対応が遅すぎると思いました。