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[空港調査]約9割の空港が需要予測を下回る

2010-03-10 | 業界ニュース
<コメント>
20年度の空港評価が出されました。無惨な結果で何と9割以上の空港が需要予測を下回っています。当然需要を見込予算を組んでおりますので、下回れば赤字となります。
添付された表はワースト5ですが、まだ調査対象にならない静岡空港は外されています。

赤字(需要予測の下回り)の原因は、『空港乱立』。
需要がない所に次々と税金で空港が出来る。そして大幅に需要を下回り、大きな赤字を出し、ますます税金で穴埋めする・・・

そして明日、また新たに『茨城空港』が開港する。


64空港、需要予測下回る 20年度実績 乱立原因明らか 3月10日7時56分配信 産経新聞

 開港時期が古いなどの理由で山形など24空港は需要予測がない。開港後1年未満の静岡については実績を公表しなかった。需要予測の年度にばらつきがあることや、実績が示された20年度を目標年度としていないことなどから単純比較はできないが、予測と実績が比較できる72空港の約9割で需要予測を下回った。
 予測を下回った空港のうち達成率が最も低かったのは北海道の紋別で、17年度予測の37万1千人に対し実績は12・9%の4万8千人だった。このほかの空港も実績と予測が大きく乖離(かいり)している。逆に予測を上回ったのは羽田のほか、名古屋、旭川、庄内、岡山、長崎、熊本、那覇の8空港だった。

 需要予測は、空港建設に当たって国などが地域の交通量や将来人口の予測などに基づいて作成する。前原誠司国土交通相は9日の会見で「将来人口などを過大に見積もれば需要予測も過大になる」と述べた。11日には98カ所目となる茨城空港が開港するが、甘い予測を背景に空港を建設し続けてきた航空行政の抜本的な見直しが迫られている。


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