[静岡空港]県民のツアー予約は順調？

＜コメント＞
静岡空港発着のツアーが売れ行き好調！

静岡県知事の辞職で立木問題の解決が見えはじめた静岡空港。開港は６月４日。
それに伴い旅行会社からツアーが組まれていますが、地元の売れ行きは好調。
ただし、他地域から静岡空港に乗り入れるツアーは芳しくないようです。静岡県が今後どうディスティネーション・キャンペーンを打って出るか？

過去、空港開港で話題となった神戸。しかし近年は搭乗率が低下し、また近畿３空港自体の利用者が減っている。そうならないためにも、継続したＰＲを打って頂きたい。
「やはり赤字か。それ見たことか！」
とならないよう、私たちの予想を良い意味で覆して欲しい。


静岡空港：発着ツアー好評　商品販売予約が順調　他地域からの誘客はこれから　／静岡 4月9日11時1分配信 毎日新聞

　６月４日の静岡空港開港をにらんで、ツアー商品の予約申し込みが本格化している。発着とも同空港を利用できるプランでは、すでに販売目標の５割程度を獲得した旅行業者もあり「出足は好調」という。これからセールス本番を迎え、新規開港が目玉の販売競争はさらに過熱しそうだ。
　空港がある島田市内では８日、静鉄観光サービス主催の新コース発表会が開かれ、地元市民約４０人が集まった。静岡空港を利用したツアー商品を約２０種類用意し予約受け付けを始めた。とりわけ好調なのは北海道行きのツアーで、一部の日程はすでに満席という。
　一方、全日空、日本航空系の旅行業者はともに３月２７日から開港にむけたツアー販売を始めた。全日空グループ「ＡＮＡセールス」は静岡発着の沖縄・北海道方面で２種類の記念ツアーを販売。静岡市内のホテルランチ券などの特典を付け、売り込みに力を入れる。目標は１０００人だが、発売開始から１０日ほどで約５割が埋まったといい、「新空港の開港そのものへの関心が高い」と話す。
　日航系「ジャルツアーズ」も、開港記念ツアー４商品を販売したところ、すでに約２００人の申し込みを受けた。「まずまずの出足。北海道や福岡のメディアで静岡空港が話題になっているようだ」と期待を膨らませる。
　ただ、県民の利用が多い静岡発着便を利用したツアーに比べて、他地域から静岡を訪れる旅行申し込みは上向いていないようだ。「ＡＮＡ」は札幌発着の静岡ツアー販売も始めているが、申し込みは目標の１割程度にとどまるという。
　県観光協会（静岡市）で誘客活動に励む今井利昭さん（６６）は「誘客には工夫が求められる。県内の観光業者は今、５月の連休対策に追われており、これから各地への売り込みが本格化するだろう」と話した。【竹地広憲】
４月９日朝刊