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[JAL・ANA]大型航空機整備士を共同養成

2007-01-25 | 業界ニュース
<コメント>
 団塊世代の経験豊富な航空整備士定年退職に伴い、国内大手航空会社がタッグを組み、人材の育成を目指します。来年から年間100名もの退職者が予想されていますが、インターンとして受け入れるのは再来年から各社30名ほど。全員が一級空運航整備士免許を取得したとしても、はたして十分な人数なのだろうか?
「安全」「安心」を実現する整備士だけに各社協力して有能な人財を育てて欲しい。

航空法施行規則(航空整備士について)

<関連リンク>
日本航空技術協会(JAEA)
日本航空専門学校
国際航空専門学校
中日航空専門学校
ウィキペディア(空運航整備士)

(フジサンケイ ビジネスアイ)1月25日8時32分配信
 日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は24日、大型航空機の出発前点検などの整備確認業務を行う「一等航空運航整備士」の養成を、4月から航空専門学校と共同で開始すると発表した。
 団塊世代などの大量退職を前に、国内の2大航空グループが整備部門で初めてタッグを組む。
 両社は、セスナ機などの小型機の整備確認業務ができる「二等航空整備士」や「二等航空運航整備士」の資格を取得した航空専門学校卒業生を多く採用しているが、専門学校単独では大型機のシミュレーター訓練や整備実習などは難しかった。
 そこで、日本航空専門学校と中日本航空専門学校に「一等航空運航整備士」コースを新設。1、2年次は学内で航空機の基本教育を学ぶ。3年次は航空会社がインターン生として受け入れ、航空会社の教官の指導で大型機に関する知識や技能の習得を目指す。2009年度は両グループ合わせて30人のインターン生を受け入れる計画だ。
 整備職を大量に採用した世代の退職時期を迎え、08年以降は両社とも年間100人の退職者が発生。15年以降は250~300人の退職ピークを迎えるという。専門学校卒業までに資格を備えることで、良質な人材確保と継続的な人材育成を目指す。

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