<コメント>
今アメリカの航空会社で、ファーストクラスの新シート発表が続いています。
写真は、
ユナイテッド航空の新シート「United First Suite」。国際線のアッパークラスを対象にサービスアップの一つ。
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アメリカン航空では、国内線の長距離便の充実を図っています。ロサンゼルス、サンフランシスコとニューヨークを結ぶ路線で、B767型機へ搭載する。
安売り路線から180度転換のアッパー狙いだが、はたして目論見通りに運ぶのか、今後各社の動向が気になるところですね。
(テクノロジー総合ニュース)12月14日21時13分配信 MYCOMジャーナル
米ユナイテッド航空(United Airlines)は、国際線のファーストクラスに導入される最新シート「United First Suite」を発表した。来年第4四半期より、B767 / B777 / B747を含む全97機へ搭載が進められる。
同社は今年初め、新たにUS1億6,500万ドルを投入して、国際線のサービス向上を図り、主にファーストクラスおよびビジネスクラスユーザー向けの高級製品サービスを充実させていく方針を明らかにしていたという。今回のUnited First Suiteの発表は、その一環で行われたようで、よりプライバシーを確保して、さながら個室のように快適なオフィス / エンターテインメント / リラックス空間の提供が目指されたとされる。
現行モデルよりもシート幅を約3インチ(約7.6cm)広げたUnited First Suiteは、フルフラットのリクライニングシートを採用。フルフラットポジションでは、全長6フィート6インチ(約1.95m)のベッド空間で快適な寝心地が実現するとされている。15.4インチの大画面液晶モニタを装備したエンターテインメントシステムでは、オンデマンドでデジタル映画や音楽を楽しむことができ、米XM Satellite Radio Holdingsが提供する全50チャンネルのデジタル衛星ラジオコンテンツも用意されるという。ノイズキャンセリング対応の高音質ヘッドフォンも標準装備されるようだ。
また、PCユーザー向けには、110Vのコンセントが提供されるほか、各種電子機器の充電などに使用するUSBポートも備わっているとされる。さらに、 iPodコネクタが用意されているため、iPodと液晶モニタを接続して、自分で持ち込んだ好みの映画コンテンツなども手軽に鑑賞できるという。
同社副社長のGraham Atkinson氏は「どうすればもっと快適な空の旅を楽しめるかについて、ファーストクラスやビジネスクラスの乗客にお尋ねし、そのフィードバックに基づく開発を進めた結果、今回の新たなUnited First Suiteの完成に至った。チェックインから到着まで、国際線の旅行のクオリティが総合的に向上するだろう」とコメントした。
(湯木進悟)
(経済総合ニュース)最終更新:12月15日8時33分
アメリカン航空 ロス-NY便、ファーストクラス設備一新
12月15日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
米紙ロサンゼルス・タイムズによると米航空最大手アメリカン航空は富裕顧客層獲得を狙い、東海岸と西海岸を結ぶ直行便のファーストクラス設備を一新した。
対象は西海岸のロサンゼルス、サンフランシスコと、ニューヨークの間を運航するボーイング 767- 200型機。2000万ドル(約23億円)をかけ、ファーストクラスに新型座席を導入。専用の娯楽端末機で映画やテレビ番組、音楽、ゲームが楽しめるようにした。
同社が毎日11便を運航し、売り上げで7割のシェアを占めるロサンゼルス-ニューヨーク便は、米国内で最大のドル箱路線。米航空業界では、運賃単価の高いファーストクラス旅客の争奪戦が激化しており、客室を高級化する動きが相次いでいる。