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[萩・石見空港]昨年度の乗客数、開港以来最低

2006-04-24 | 業界ニュース
<コメント>
ローカル空港と東京を結ぶ便での発着時間が大きく影響している事に間違いはないだろう。何せ空路を使って東京から移動しようと思うと、都内交通機関の始発でないと間に合わない(※羽田発6:55搭乗で、空港まで1時間程度として)。
萩・石見といえば、ビジネスというより観光がメイン。観光に出発するのに、夜も明けない時間に、しかも大きなバッグをかかえダッシュで空港に行くとは思いにくい。中にはそれを好むマニアもいるかも・・・
羽田空港の限られた発着枠をどう地方が奪い取るか。じっと航空会社にまかせ切りでは、搭乗率アップは望めない。萩・石見の観光課の皆さん、頑張ってくださいね。

(毎日新聞) - 4月23日16時1分更新
 萩・石見空港(益田市内田町)の昨年度の乗客数が、93年の開港以来最低になっていたことが、同市空港対策室の市議会全員協議会への報告で分かった。
 乗客数は8万931人で、内訳は東京便が5万5413人(利用率55・3%、前年度比8・5%減)、大阪便が2万5518人(同47・9%、同14・1%減)。同対策室は「観光客が大きなウエートを占めており、愛・地球博や、JR、夜行バスの割安な運賃が影響したようだ」と分析している。
 今年度は今月から実施のダイヤ改正で、東京からの便は従来の羽田発午後3時55分から午前6時55分発に変更された。早朝のため利用率は平均で29・6%(18日現在)にとどまっており、今のところ団体客の予約も入っていない。県交通対策課航空対策室では「全日空にダイヤ改正を要望していくとともに、今後はビジネス客も積極的に取り込んでいきたい」としている。【児子勉】

萩・石見空港のホームページ