flight2005

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[JAL・SKY]衆院国土交通委へ社長を招致

2006-04-06 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
JALとSKYの両社長の衆議院国土交通委員会への招致、これだけ「人的トラブル」が続いていれば当然の事だろう。呼ぶ側も「これでお灸が効くだろう」なんて楽観的に考えてはいないと思うが、これから具体的に何をいつまでにどう変えて行くのか、そこだけを確認してもらいたい。もはや「申し訳ありません、今後は万全の体制で望みます」なんて出来もしない事で納得して貰いたくない。
今回の招致にANA社長は入っていないが、自分の事と思い、再度気持ちを引き締めて頂き、本当に「安心」して乗る事ができる航空業界にして頂きたい。





(共同通信) - 4月6日12時7分更新
 衆院国土交通委員会は6日までに、整備ミスやトラブルが相次いだ日航とスカイマークエアラインズ(SKY)の社長を11日に参考人招致し、航空の安全について集中審議することを決めた。
 参考人招致されるのは、日航の西松遥次期社長、新町敏行社長、スカイマークの西久保慎一社長のほか、両社の整備部門の責任者ら。
 スカイマークのトップが参考人招致されるのは初めて。日航のトラブルをめぐっては、事業改善命令を受けた後の昨年4月、新町社長が参院国土交通委に出席した。審議は11日午前9時半から約4時間行われる。

[JAL]MD-90の開扉着陸はピストン損傷のためだった

2006-04-06 | 事故・事件・トラブル
<コメント>
2日に発生したJALのMD-90型機が着陸の際、主脚格納扉が開いたまま着陸したトラブルには、やはり「原因」があった。
メーカーからピストン交換指示が出ており、JALも保有機を順次交換していたが、今回トラブルの機は未交換だった。
効率の良い修理、交換は当然考えなくてはならないが、メーカー指示のような「安全」にかかわる事由については最優先で取り組んで頂きたい。
JAL報道も過剰と思える部分もあるが、起こっている事実を真摯に受けとめ、過去にあった「安心のJAL」を目指して欲しい。

(読売新聞) - 4月6日1時12分更新
 大阪・伊丹空港で2日午後、日本航空のMD―90型機が、車輪の格納庫の扉が閉じないまま着陸したトラブルで、同社は5日、同機の格納庫内部のピストンが金属疲労のため壊れていたことを明らかにした。
 この結果、油圧用のオイルが漏れて圧力が下がり、扉が閉まらなくなったとみられる。
 同社はこれまでに、メーカーからの指示で、保有する同型機16機のうち10機のピストンを改修しているが、今回トラブルを起こした機体は未改修だった。同社では、6月までに保有全機の改修を終えたいとしている。