3日連続スキー

3日連続スキーをしました。
申し遅れました。
アタクシ、ロシアから来ましたミッカ・レンゾクスキーです。

1月3日
次男坊とスキーへ。
彼は全く滑ることが出来ませんし、前の日まで全くその気もありませんでした。
しかし前日。
「やい。明日スキー行く？」
「行く！」
と自分から言ってしまったわけです。

滑れるようになるまでやります！
「父さん？」
「なにす？」
「これ、どうやんの？」
「つま先入れまーす。はい。そしたらカカトをガチンと踏みまーす。」
やれやれ。


千尋の谷に落とす作戦で行くのです。
とにかく、リフトを止めてでも山の上まで行く。
スケーティング？
ボーゲン？
しゃらくせい。
「はい、撮るよ〜。」


膝の使い方、お尻の使い方、重心の位置。
色々ありますが体で覚えちまえ。

「あのな迅。」
「はい？」
「万が一だ、敵が雪山から攻めて来たらどうすんのよ。袋叩きにあうぞ？」
「敵？？」
「敵。スキーで逃げながらレーザービームで応戦することも出来まい？」
「レーザービーム？敵は宇宙人？？」
「なんでもよい。スキーの一つも滑れないで立派なエージェントにはなれんぞ？」
「エージェント？？？」
「バカか貴様！万が一と言ったろうが！」
「億が一ぐらいだよね…。父さんはいつもさ…そんなことばかり考えてんの？」
「んだ。」
「返事は訛ってるんだね…」

うるせぇ、ホラ、行けぇい！
「ギャース！」
「大丈夫、ビビんな。谷側に攻めていけ。お前はやれる！」


「くそう！」
「その意気だ、行け！立派なエージェントになれないぞ！」
「なりたくはないけど…」
「うるさい！お前は虎だ！お前は虎だ！戦え戦え戦え！」


はい、滑れるようになりました。


数十回転んで、なんとかモノにしたようです。
真っ白です。


「疲れた〜…」
「そうでしょうね。俺は疲れてない。もっと滑りたい。」
「もう無理〜」
「では、今日帰ろう。」
家まで20分です。
山、近ぇ〜。


「やい。明日も行くかい？」
「いいの？」
「いいよ、夜は現場なので昼間なら平気。」
「やります！」

というわけで1月4日。
二連続目。
僕のこの作業用ゴーグルは、雪の陰影が全く見えませんので使い物になりませんでした。
ゴーグル、買おうかなぁ。
いや。
いらねぇや。
ちなみに僕は転ばないので、上下とも普段の作業服です。
ですが、
「あ！ファンキーベイビー工務店の人だ！平さんかな？？ヒソヒソ。」
という声が聞こえたため、2日目からはタウンユースのフライトジャケットです。
下は相変わらず作業服。
「父さん、それで平気なの？」
「転ばないからね。寒くなければそれでよろしい。前はジーンズでやってたよ。」
そのことでついたあだ名はジーパン王子でした。
懐かしいね。


まぁ。
上手くはないけど、敵から逃げるくらいは大丈夫でしょう。
エージェントには、まだなれないかな。


「あぁ〜、おほん。よくやった。立派なエージェントになるためにはだ、陸海空全て制さなくてはならない。」
「エージェントってなんだよって言ってんの。それと空って。陸海空って。」
「うるさい。車やバイク、スノーモービルやジェットスキー、スキーやスノボー。目に入ったものを全て使いこなすことが出来なければ、君を待つものは死だ。」
「なんで。」
「うるさい。父さんは仲間もいない一人きりの戦場で一人で生き延びたことがあるんだぞ。」
「それ、PUBGでソロで勝ったってこと？」
「うん。見る？」
「見る。」
ドン勝つ！！


夜は仕事です。
名取で新しい美容室が開きますよ。
彼は荒くん。


さぁ、夜が明けた！
仕事だ仕事だ！


ドンドンやろう！


だって、午後からは佐々木さんとスキーだから（笑）


さすがだ。
裸で滑るっつぅんだから。
「どんと祭まで待てねぇっす！」
そんなことは言ってないけど。


ちゃんと着てます。


ネックウォーマーしただけ。
あとは普段通りの僕。
ウェア買おうかなぁ。
いいや、いらね。


山のてっぺんまでぇ！


一気に滑り降りて来たら、モモがカタカタする。
これは佐々木副団長。


僕ちん。


ミッカ・レンゾクスキー


今シーズンは出来る限り行こうと思います。
筋トレのために。
佐々木さんにお茶もらった。
口をつけたら、わたしの烏龍茶。


帰って来て、炭火をおこしました。
雪の降る中。
バーベキューは夏だけのものではない。
むしろ、冬の方が楽しい。