エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

自動車業界の今後

2006-04-29 | 
先日WBSで「高級車市場が伸びる一方での若者の車離れ」という報道がありました。
新卒者の初任給の使い道で「自動車」と答えたのが5%位だったとか何とか。
もっとも自分でも初任給をすぐ車に使うかと考えると、その数字自体はまあ妥当な気もしますが。

番組ではBMWのZ4クーペについて若者に
「乗りにくそう」
「荷物が積めなそう」
などと判りやすいコメントをさせた上で
「若者にとっては自動車も家電と同じ」と結んでいました。

確かに身近なところでも若い男性が自身の乗ってる車の名前を知らなかったことがあって、結構驚いたことがあります。
男子なら車が特別好きというわけでなくても、車名ぐらいは分かってるだろうと。
そんな思い込みもすでに過去のもの。

しかし自分も考えてみれば、若い頃はまだプロ野球全盛で、男なら野球ネタで世間話ができて当たり前という時代でしたが…
自分は子供の頃から全然興味が持てず、選手の名前も自信を持って言えるのは今でも王、長島とイチローぐらい。
そういう人間も年長者から見たら相当非常識な存在だったでしょう。

従って今の若い人々に対して「車に興味がないなんて…」と嘆いても大した意味はないわけですな。


ところで以前から多過ぎると言われている日本の自動車会社。
少子化プラス無関心化が進む今後、イヤでも統廃合が進まざるを得ない。
商用車では国内でも既になんぼかOEM化が進んでいますが、乗用車も例えば軽ならワゴンRみたいな"標準的車種"はどのメーカーで買っても同じモノということになっても、普通のユーザーにとってはもう差し支えなさそうです。
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