エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

フレッシュブリーズ700C

2011-01-16 | 減量
「フレッシュブリーズ700C」レポートです。
まあこれがいろいろとありまして…


宅配便にしてはでかい箱で到着、取り出してみるとフレーム等要所がボール紙やビニールでしっかりと保護され、安心感は抜群。
保護材を全て外して現れた車体はさすが新品の輝き!
ルック車でも何でもこの瞬間は嬉しいですね。


ハンドルとペダルは取り外されているので六角レンチが別途必要です。

ハンドル(ステム)はママチャリと同じ方式なので何も迷うことはありません。
高さと角度を合わせて締めるだけ。

ペダルは最初固くて全然入らず、おっと思い出してネジ山にグリスを少量付けたら嘘のようにスルスル。


形になったところで早速、まずは気になるフレームサイズから。
サイズといっても目下の関心はBB中心からトップチューブ先端までですが、実測値480mm。
ほぼ予想通りでした。
シートポストも300mmあるのでとりあえず十分です。
KALIN製。


次に目立つのはリム内側とスポークが黒塗りなところ。

昔プラホイールが流行った頃、白フレームに黒ホイールのシティ車に乗っていたので少し懐かしい感じ。
悪くありません。

タイヤはブランド名KENDAのみ表示されてます。700x35C。
パターンは案外普通っぽい、というか地味っぽい?

売りの"アルミ"ブレーキはC-STAR製。"アルミ"ブレーキレバーも同じメーカー。

ちなみにフェンダーは外してしまいました。
非常に軽いので、付けたままでも重量的に不利ではなさそう。
軽いからと言って割れるようなこともなさそうですが、ただ柔らかいのです。
普通に舗装路を走ってもプルプル震えてしまいます。
実用性そのものは十分ありますがちょっと…
雨天でも走るようになったら取り付けることにします。


もうひとつ気になっていたフロント側のギヤ数は48-38-28T。メーカーはよく分かりません。
リヤ側はシマノMF-TZ07と書いてあります。14-16-18-20-22-24-28T。

今までのMTBルック車のを確認しますと、フロントは同じ、リヤはMF-TZ06(14-16-18-21-24-28T)でしたので、最小と最大のギヤ比は同じですね。
タイヤ直径が変わる(今までは26x1.95)ので、計算上出し得るスピードは変わってきますが。


ひととおり眺めたところで、各部の点検整備に入ります。
タイヤの空気、ブレーキの再調整は当然として…


何でしょう、この車輪の回転の重さは。
あたかもブレーキが引きずっている重さ。手で回してもすぐに止まってしまいます。
知らずに走り出してしまえば、まあ走れなくはないんですが、これが仮にホームセンター店頭渡しでの状態だったらちょっとマズいでしょう。

今回はどうせ玉押し調整するつもりだったので気にもせず、まず前輪を外すと、素手では軸が回せないほどの固さ…
ゴリゴリとか言う以前の、明らかな締め付け過ぎ。
グリスの粘りも強めなようですが、洗浄とかが面倒だったのでひとまず締め付け調整のみとします。
ちなみに刻印はKJか?XJか?ググッてみてもよく分かりません。


後輪も同様の固さでしたが、前のMTBルック車の時はスプロケットと反対側の、露出しているナットの調整だけで済んだのが、今回はスプロケット側に隠れているナットも一緒に回ってしまいどうにもダメ。

つまりスプロケットを外してまで調整しなければならないと。
仕方なく専用工具(シマノTL-FW30)を入手、やっと調整を済ませました。


ところでその専用工具、せっかく買ったのだからと試しにMTBルック車のスプロケットを外して内部をいい加減にグリスアップしてみたら、何と異音が消えてしまった…
工具代の元は取れた気がするものの、これで直ったらそもそも新車を買う必要がなかったような…

もっとも複数台をいじって初めて気付くこともあるし、それはそれで良かったかもと。



これで終わりと思いきや、さらなる異変に気付きます。
フロントディレーラーを動かすとアウター位置でチェーンカバー(樹脂製)を削る(!)事態。

これは一体どういう状況なのか?
チェーンカバーの取り付けが悪いのか?
しかしネジ止めの具合を確認しても特に異常はない…

カバーを削らねばならないのかもと、しばらく悩んでいましたが、よくよく見るとどうもディレーラー自体の取り付け位置が悪いようで。

付属してきたシマノの取説をにらみつつ、結局ディレーラーの取り付けをやり直し。
取り付けが変わればワイヤーの張り具合から調整ボルトまでもやり直し。
このへんは前の車両で苦労した甲斐がありましたが…

どうにか決まって、走行テストも大きな問題はなし。
(ギヤ変速はさらに微調整しましたが)


以上でどうやら正しい状態になったわけです。


これは何というか…
ベアボーンキット的なお楽しみを提供して下さったというべきか?
あるいは、自転車の通販とはこれで当然だったとか?

自分は何しろ見た目が気に入ったので結果オーライなんですが。
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