エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

1980年の風景(その13)

2005-04-06 | 大田区

前回の場所からそのまま蒲田方面に歩いていくと、こんな通りに出てきます。
地図上ではここになります。

正面右手に見えるのが当時国鉄だった東海道線の踏切。

ここの踏切が、少なくとも1977年頃はおじさんのオペレータが常駐して上げ下げしていた「手動式」の遮断機だったのです。
当時でも他の場所は大方自動式だったと思いますが、ここは普通の片腕式の遮断機でなく、遮断用の板がワイヤーにぶら下げられ、そのワイヤーが道路両側の滑車によって路面と平行のまま上下する動きが何とも面白く、遊びのついでによく見入ったものでした。

残念ながら、この写真を撮った時の遮断機がまだ手動式だったかどうかは忘れてしまいました。
肝心の部分があまり鮮明に写っておらず、元の写真でも判断できないので…
撮影範囲を必要以上に広げているのは、当時の撮影者がその場所の雰囲気を少しでも多く捉えようと苦心した結果です…


先日の東武鉄道の事故で、手動の遮断機なんてものが今だ現役であったことに驚かされたものですが、少なくともこの当時の踏切は「開かずの踏切を少しでも開けるための手動式」ではなかったでしょうね。
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