エチュードの頃

思いつきを書きとめておくために。

続・上書きインストールに焦る

2006-06-07 | PC・小物
半泣きになりながら起動してみると、標準以外の自分で作ったフォルダが残っています。
ですがそこには大したデータは置いてない。
ルート直下に置いてあったデータも残っていましたが、整理する前の暫定ファイルだったりして、これもまあそんな重要なものではない。

Document and Settingsフォルダの下には、「そんなユーザはない」と言われたそのユーザ名のフォルダが残っている。
内容物は無事でしたが、大事なデータは大方自分の所に置いてあったわけで。
他の家族名フォルダに残っていても役に立つのは、その人の「お気に入り」とか壁紙ぐらい。


ここまできた時点で7割方あきらめがついていたのですが、それでもなお
「ファイル復旧ツールで何とかならないか?」


いわゆる「ゴミ箱から消してしまったファイルを救う」程度のツールでは駄目っぽい。
あれこれ探すうちに見つけたのがPC INSPECTOR File Recovery
この期に及んでフリーに拘るのがセコいといえばセコいですが、結構評判は良いようです。

ところが消してしまったドライブにこういうのをインストールするのはやはりうまくないわけで。
自分のPCは納品時のパーティション設定のままでしたので、Cドライブしかないのです。
(そんな事を気にする以前に、それだけネット検索したりしてたらデータの残骸に影響がないわけないと思いますが)


そんなこんなで悩んでいたら、ふとルート下に「FOUND.000」というフォルダがあるのを発見。
その中には「FILExxxx.chk」(xxxxは4桁の数字)が大量にあります。
で、その各々の.chkを覗いてみると、これがフォルダとなっていて、中にはちゃんとしたファイルらしきものが格納されています。
大半がシステム系ファイルでしたが、これだけ救い出されてあるのならマイドキュメント系のもあるはず…
それにはひとつひとつ覗いては確かめなくてはなりませんが、一縷の望みにそんな苦労も何のその。
数十番目の.chkに、ついに懐かしのファイル群を発見。
(ファイル名も使っていた時のままで残ってました)

いくつかのフォルダが元々格納されていたフォルダから飛び出して、独立して.chkファイルになっていたりしたものの。
結局、写真データのみならず、上書きインストール前に保管してあったものはメールデータやFavorites等も含めてほぼ全て救い出すことができました。


後で調べたらこれらはchkdskの時に作られたファイルのようです。
やるじゃないかMicrosoft!
(というかそもそもおかしくなったのもMSのせいだったりするが)


何にせよ危ういところで復旧できて良かった…
早速CD-RWを多目に買ってきてバックアップにいそしむ事にします。


いやそのCD-RWって媒体じたいの信頼性はどうなのか…?
あんまり良い話は聞きませんが。
MOなんかは職場で使っているので十分信頼が置けますけど。
中古でも何でも外付けMOぐらい買わなきゃ駄目か。
コメント
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