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奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

酒船石遺跡「亀形石像物」

2009年02月22日 | 遺跡
 なぞの石像物です 撮影日;2009.2.1 

 亀形石像物は、平成12年(2000)に発掘されました
 南の丘の上にある酒船石と周辺の遺構を含めて酒船石遺跡と呼ばれます

 平成4年(1992)に酒船石の北の斜面で石垣が発見され
 日本書紀の斉明天皇の時代に記述される工事に該当する遺跡と推測されています

 平安時代まで約250年間使用された形跡があり、なんらかの祭祀が行われた遺構と推定されています

 斉明天皇の両槻宮(ふたつきのみや)の関連施設ではとの説もあるそうです

★所在地;高市郡明日香村岡
★交通;近鉄橿原神宮前駅より 徒歩35分
    岡寺前行バスで万葉文化館西口下車 徒歩2分
★駐車場;有料(万葉文化館
★観覧料;(文化財保存協力金)大人300円
★見学時間;9:00~17:00
★問合せ;0744-54-4577(明日香村観光開発公社)

 全体を囲むように石垣や石敷があり
 砂岩でできた湧水設備とそれに続く形で小判形石造物と亀形石造物
 続いて石を並べた溝や石段があります

 亀形石造物は花崗岩製で、全長約2.4m、幅約2m
 甲羅部分は直径1.25m、深さ20cmでくりぬかれ鉢状になっています

 小判形石造物は長さ1.65m、幅1mで深さ20cm
 水が貯められ排水口は、亀の頭に繋がっています

 酒船石のほぼ真北に位置しますが両者の関連は不明です


 参考;邪馬台国大研究のページ

宮滝遺跡

2009年01月08日 | 遺跡
 風光明媚なこの地は、『万葉集』や『懐風藻』にもその美しさが多く詠まれています

 吉野川が大きく蛇行する河岸段丘の上に造られ、東西300m・南北100mほどの範囲
 縄文時代から奈良時代の遺構・遺品が出土しています

 橿原考古学研究所付属博物館吉野歴史資料館に展示されています

★所在地;吉野郡吉野町宮滝
★交通;近鉄大和上市駅より 湯盛温泉行きバスで宮滝下車 徒歩3分
★駐車場;有ります
★入場料;見学自由
★問合せ;0746-32-0190(吉野町教育委員会事務局 社会教育課)

 このあたりの吉野川の両岸は巨岩奇石でおおわれ、水の流れはエメラルド色をしています

 飛鳥時代から奈良時代にかけて離宮のあった所とされます
 斉明、天武、持統、文武、元正、 聖武天皇がたびたび訪れた吉野離宮跡といわれます
 近年、それを裏付ける建物跡の一部が出土しています
 女帝・持統天皇は在位11年の間に藤原宮から吉野離宮に31回も行幸したそうです


 撮影日;2008.12.20

櫟本高塚遺跡「高塚公園」

2008年12月20日 | 遺跡
 古墳時代の建物跡(柱穴の跡)が見つかっています 撮影日;2008.11.26

 掘建柱跡の形態や規模から特殊な扱いを受けた建物の跡と思われ
 盆地を見下ろす丘陵上に造られた古代の祭祀場でないかと推定されています 

★所在地;天理市櫟本町
★交通;JR櫟本駅下車 徒歩20分
★駐車場;無料(10台程度)
★入場料;タダです
★問合せ;0743-63-1001(天理市役所都市計画課)

 高塚公園は平成13年(2001)3月に完成
 施設の概要:多目的広場、遺跡の丘、遊具広場

 南側に東大寺山古墳が有り、和爾下神社 「上治道社」も近くです



橿原遺跡

2008年08月08日 | 遺跡
 縄文時代晩期中心の西日本を代表する遺跡として知られています 撮影日;2008.8.7 

 畝傍山東南麓の橿原神宮外苑にある遺跡です
 昭和13年の調査で、陸上競技場のある付近から縄文時代の遺物が集中して出土しています

★所在地;橿原市畝傍町
★交通;近鉄橿原線「畝傍御陵前」駅より 徒歩5分
★駐車場;無料(700台)
★問合せ;0744-22-4001(橿原市教育委員会 教育総務部文化財課)

 橿原式土器と称される「七宝形文」を施す浅鉢などが出土しています
 (東北系土器の影響を受けて、成立したものだそうです)

 出土土器のなかで文様のある土器は非常に少なく、大部分は無文土器で占められます
 その他の遺物は、磨製石刀・石棒・石剣・石鏃・牙製品・土偶・獣形土製品・滑車形耳飾り・装飾付鹿角製品など
 当遺跡は、東北地方などとの幅広い交易交流を示す数少ない遺跡のひとつとして重要


 西側に橿原神宮
 北に橿原考古学研究所付属博物館神武天皇陵などが有ります




布留遺跡

2008年07月10日 | 遺跡
 天理市周辺では最大の遺跡です 

 旧石器時代から現代まで続く複合遺跡
 布留川をはさんで東西約2km、南北2kmにもおよぶ範囲です
 ほとんどが、天理教の施設内にあたります

 人々が継続して集落を営むようになったのは弥生時代の終末から
 古墳時代には首長の館・工房・祭場などが設けらたようです

 遺跡の南に杣之内古墳群、北には石上・豊田古墳群が有ります
 古墳時代の遺跡は、この地を中心に繁栄した物部氏のものでしょう



★所在地;天理市
★交通;JR・近鉄天理駅より 徒歩10分
★駐車場;60台(天理参考館)
★問合せ;0743-63-8414(天理参考館)


 参考;邪馬台国大研究 のページ

 天理参考館等に出土遺物が保存されています

佐紀遺跡

2008年05月18日 | 遺跡
 旧秋篠川の低湿地に所在していたと見られる遺跡です 撮影日;2008.5.6

 昭和39年、旧奈良国立文化財研究所(現奈良文化財研究所)が平城宮西南隅の発掘調査(第14次)を行なった際に確認されました 

 弥生時代後期の遺跡です

★所在地;奈良市横領町三条垣内
★交通;近鉄大和西大寺駅より 徒歩15分
★駐車場;朱雀門の脇に有ります(無料)
★入場料;見学自由
★問合せ;0742-30-6752(奈良文化財研究所)

 出土した主な遺構には、円形の竪穴住居跡2棟、方形の竪穴住居跡7棟、周囲に溝を巡らした平地式の住居跡11棟、方形周溝墓3基、土器棺墓2基、土坑多数などがあります


 平城宮玉手門付近です

六条山遺跡

2008年05月17日 | 遺跡
 弥生時代の竪穴住居跡です 撮影日;2008.5.6

 西暦50年ごろから200年ごろまで、約150年続いた高地性集落だそうです

 昭和52年、県立西の京高等学校の建設に伴って発掘調査が行われました
 調査地の中心部はすでに何回かの土取工事によって破壊されていましたが
 東斜面の標高97mラインで11棟の竪穴住居跡と方形の土坑2基が検出されました

★所在地;奈良市六条西3-24(西の京高校敷地内)
★交通;近鉄尼ヶ辻駅より 徒歩20分
★問合せ;0742-34-1111(奈良市教育委員会)、0742-46-7501(西の京高校)

 遺跡は西ノ京丘陵の谷奧に立地し、東側の展望に優れています

 この遺跡は立地から、高地性集落との関係が窺われますが
 調査者(寺澤薫氏ら)は、弥生時代後期における一般的な農村集落と考えているそうです


 古い地図では六条山古墳跡となっていました

阿騎野・人麻呂公園

2008年04月22日 | 遺跡
 古代の狩(薬猟)場とされた「阿騎野」の重要施設が有りました 撮影日;2008.4.11 

 平成7年(1995)に発掘調査され
 中之庄遺跡の遺構を復元保存し、故中山正實画伯の壁画「阿騎野の朝」をもとにした万葉歌人柿本人麻呂の石像を建立
 公園として保存・整備しました

★所在地;宇陀市大宇陀区中之庄
★交通;近鉄榛原駅より 大宇陀行きバスで大宇陀高校前下車 徒歩6分
★駐車場;15台(無料)
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-83-0252(大宇陀観光協会)

 中之庄遺跡は、弥生時代・飛鳥時代・中近世の3時期にわたる遺構です

 竪穴式住居も復元されています


 大宇陀体育館の隣りに有ります

纏向遺跡

2008年03月28日 | 遺跡
 邪馬台国畿内説の最有力候補地です 撮影日;2006.1.15 

 遺跡範囲はJR巻向駅を中心に東西約2km・南北約1.5kmに及び、面積は300万㎡に達します
 古墳時代の始まりを告げる遺跡です

 唐古・鍵遺跡の約10倍の規模をもち、藤原宮に匹敵する巨大な遺跡で
 都市計画のなされていた痕跡と考えられる遺構が随所で確認されています

★所在地;桜井市巻野内・箸中・太田・他
★交通;JR巻向駅下車 徒歩
★問合せ;


 遺跡内には箸墓古墳をはじめ、纒向石塚古墳勝山古墳矢塚古墳東田大塚古墳ホケノ山古墳等が有ります

 【主な遺物】
 朱色に塗った鶏形木製品・弧文円板と呼ばれる木の埴輪・絹製の巾着袋・瓦質土器(1996年に発見)・ミニチュアの舟・木製鏃・搬入土器・石見型楯形木製品・等

 参考;桜井インターネット研究会のページ邪馬台国大研究のページ

飛鳥池遺跡

2008年03月17日 | 遺跡
 7世紀後半~8世紀初めの飛鳥時代の遺跡です 撮影日;2007.4.9

 万葉文化館の建設にともない、平成9年(1997)から発掘調査がおこなわれ
 面積約9500m²の遺跡から7世紀後半の石組み方形池遺構、石敷き井戸跡のほか
 金・銀・銅・鉄・ガラス工房と思われる遺構やるつぼ、金属製品などの遺物
 7500点以上の木簡、大量の土器類が出土しました 

★所在地;高市郡明日香村飛鳥10
★交通;近鉄橿原神宮前駅より
    バスで万葉文化館西口下車 徒歩すぐ
★駐車場;有ります(有料500円)
★入場料;一般600円
★休館日;水曜日
★開館時間;10:00~17:30
★問合せ;0744-54-1850(奈良県万葉文化振興財団)

 遺物の中に純度100%の金があることから、朝鮮半島産から輸入したと考えられ
 この地が古代最大の生産工房だったと推定されます

 1998年に、日本最古の「天皇」銘や天武朝と思われる「丁丑年(ていちゅうねん=677年)」銘のある木簡が発見されました
 天皇銘木簡は、国家元首の呼び名がこの時点で大王(おおきみ)から天皇になっていたことを証明する超一級の史料といわれます

 1999年1月に、33枚の富本銭が、7世紀後半の土層から出土しました

 2001年春に、南に接する酒船石遺跡との境界付近で鉄製品を鋳造した炉跡がみつかりました


 飛鳥池遺跡は1950年代に発掘された飛鳥寺跡に隣接し
 飛鳥浄御原宮跡と推定される飛鳥板蓋宮跡伝承地の北東500mの地点にあります

 安居院「飛鳥寺」酒船石飛鳥京跡