奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

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ドント垣内3号墳

2011年12月27日 | 古墳
 巨石を用いた南に開口する横穴式石室が有る古墳です 撮影日;2011.12.11

 径13mの円墳です
 かなり削られているようで、現状はカマクラのような形をしています
 玄室は高さ・幅2m弱、玄室長2.5mほどです 

ドント垣内3号墳開口部 ドント垣内3号墳石室内

★所在地;御所市伏見
★交通;近鉄御所駅より バスで「伏見」下車 徒歩1分
★駐車場;スペース有り
★入場料;見学自由
★問合せ;



 3号墳の東300mの所にドント垣内1号墳が有ります
 葛城池の東縁に小石室が露出しています
 墳丘は無く、墳形は分かりません

ドント垣内1号墳石室 16D-24

 1号墳と3号墳の中間あたりに「16D-24」が有ります
 径13mの円墳で横穴式石室が有ったようです

 その少し北側に径6mほどの円墳3基「16D-21~23」が有ります
 いずれも石材が散乱しています

16D-24露出石材 16D-21

ビワノ木古墳

2011年12月24日 | 古墳
 田圃の中に横穴式石室の石材が露出 撮影日;2011.12.11

 墳丘は無くなっています
 比較的大きな石材が使われています
 石室は埋まっています

 須恵器が出土しているようです

ビワノ木古墳 

 葛城山の南、水越峠越えの旧街道沿いに有り、とても見晴らしのよい場所です
 琵琶の木は見当たりませんでした
 少し東側に孫九郎山古墳と呼ばれる古墳が有るようです 

★所在地;御所市関屋
★交通;近鉄御所駅より バスで「名柄」下車 徒歩40分
★駐車場;なし
★問合せ;



北林古墳

2011年12月22日 | 古墳
 二基の古墳が道路を挟んで石室が露出しています 撮影日;2011.12.11

 ≪北林第1号墳≫
 道路の北側に有ります
 墳丘はほとんど無く、辛うじて石室部分だけが見えています
 径8mの円墳とされています
 石室は崩落しているようで、ほとんど石室内は見れません

 ≪北林第2号墳≫
 道路を挟んで、南側に石材が見えます
 1号墳同様、封土は消失して横穴式石室が露出しています
 径6mの円墳とされています

北林第1号墳 北林第2号墳

★所在地;御所市朝妻
★交通;近鉄御所駅より バスで「五百家」下車 徒歩10分
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;


弁天古墳群(御所)

2011年12月20日 | 古墳
 3基の古墳で形成されています 撮影日;2011.12.11

 ≪弁天塚古墳≫
弁天社 弁天塚古墳
 墳丘上は神社の祠が祀られています(弁天社
 径15mの円墳で横穴式石室があったようです
 墳丘側面に石材が露出?とされていますが、落ち葉で分からず

 ≪弁天西古墳≫
弁天西古墳 葺き石
 名前の通り弁天社(弁天塚古墳)の西側にある大きな円墳です
 径20mで二段築造されています
 横穴式石室があったようですが、未開口です
 葺き石と思われる10cmほどの石がたくさん散らばっています
 南側に方形の造り出しが確認できます

 ≪弁天南古墳≫(墓穴古墳)
弁天南古墳石室内 墓穴古墳
 弁天社のすぐ南側の小さな墓地に石室が開口しています
 天井石が持ち去られて、開口しているようです
 南に開口する横穴式石室だったようです
 墳丘はほとんどありません

★所在地;御所市林
★交通;近鉄御所駅より バスで「五百家」下車 徒歩7分
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;


鶯の滝

2011年12月19日 | 
 江戸時代から名所として知られていました 撮影日;2011.11.27 

 水の落ちる音が鶯(うぐいす)の鳴く音に似ているというのでこの名がついたそうです

 特別天然記念物・世界遺産である春日山原始林
 佐保川の源流に有ります

 高さ8mほどの小規模な滝です
 水量も比較的有ります
 「やまとの水」にも選定されています

 数年前まで「うぐいす亭」という休憩所があったそうです
 すぐ近くに興福寺別院歓喜天が有ります(現在、堂宇は有りません)

★所在地;奈良市川上町(花山)
★交通;春日大社の駐車場より 徒歩で1時間半ほど
 若草山山頂駐車場より 徒歩で25分ほど(車で10分弱)
★駐車場;有ります(無料)(奈良奥山ドライブウェイの通行料が要ります)
★入場料;見学自由
★問合せ;


ドント垣内4号墳

2011年12月18日 | 古墳
 田圃の畦にポツンとかわいらしい墳丘が残っています 撮影日;2011.12.11

 現状は径6mほどの円墳?です
 高さ約2mの墳丘が残っています
 四周が後世の削平を受けているため、墳丘を区画するような遺構が確認されず、墳形は不明です
 墳丘は、現状のまま保存されるため調査はされていません

ドント垣内4号墳石材 ドント垣内5号墳付近

 すぐ西側にドント垣内5号墳・6号墳・7号墳が有ります
 (いずれも発掘調査後に埋め戻されています)

 5号墳は最古の全面張り石古墳として知られます

 墳丘には一辺50cmほどの石がびっしりと張られており、削り出した斜面も同じように化粧されていました
 墳丘全体を石で覆った三段構造のピラミッドのような外観だったようです
 一辺が13.5mの上段南側にテラス状の下段が取り付き、下段は東西16.5m、南北2.5~3m

 南に開口する片袖式の横穴式石室が有り、全長はおよそ7m
 玄室の天井石が抜き取られていますが、入口部に閉塞石が残っていました
 崩落の危険があるため、石室内は調査されていないそうです

 7号墳は5号墳の南東隅にある横穴式石室です
 須恵器・耳環・銭貨・鉄釘などが出土しました

 6号墳はその北側に有った小石室です 

★所在地;御所市伏見547
★交通;近鉄御所駅より バスで「伏見」下車 徒歩3分
★駐車場;なし
★入場料;見学自由
★問合せ;


参考;ドント垣内古墳群

細川家住宅・森家住宅

2011年12月16日 | 文化財
 奈良の町屋の典型として重要な建築です 撮影日;2011.11.27

 細川商店は「和ロウソク」の製造販売を行っていました
 文化・文政年間(1804~30)の祈祷札が残されている19世紀初頭の町家です
 昭和45年3月に県の有形文化財に指定されています

 表構えは、出入口を揚戸(あげど)、その両脇の上半を蔀戸(しとみど)、下半を揚げみせ(ぱったり床机)とし、北側の落棟部には太格子をいれています
 全般に保存は良好で、建具まで残るのは珍しく、座敷廻りの意匠も優れています

 北隣に森家住宅が有ります
森家住宅 
 もとは細川家の隠居所であったと伝えられています
 平成16年3月に奈良市指定文化財に選定されました

 形式・手法から、明治20年代(1887~96)頃の建築とみられます
 平成23年の半解体修理工事で、丸太格子や通り土間が復原されるなど、ほぼ建築当初の姿がよみがえりました
 正面の丸太格子は奈良の町家にみられる特色のひとつで、「奈良格子」とも呼ばれます 

細川家住宅説明板 森家住宅説明板
★所在地;奈良市南城戸町62
★交通;近鉄奈良駅下車 徒歩10分
★駐車場;なし
★入場料;タダです
★公開;3月21日~6月26日の土日祝、9月23日~11月27日の土日祝
★開館時間;11:00~16:00
★問合せ;0742-34-5369(奈良市 教育総務部 文化財課)


菟田野不動塚1・2号墳

2011年12月15日 | 古墳
 落書きがあるのがちょっと残念です 撮影日;2011.11.15

 1号墳は、全長50mの前方後円墳と推定されています
 後円径約21m・高約4m、前方幅約20m・長約27m・高約4.5m

不動塚1号墳玄室内部 南側に自然石を用いた右片袖式の横穴式石室が開口しています
 玄室長4.09m、高2.88m・幅2.21m、羨道長3.61m・高0.71m・幅1.48m
 巨石は使われていず奥壁側壁とも乱石積みですが見事な玄室です
 開口部は広くありませんが、玄室内は比較的広く、手前に落とし穴のように花崗岩(榛原石)の箱型石棺(長2.03m・高さ50cm・幅82cm)が有ります
 (奥壁にいくつも落書きがされています)

不動塚1号墳石室 不動塚1号墳墳丘

 2号墳はすぐ東側にあり、径12m 高3.5mの円墳です
 
不動塚2号墳開口部 

 1号墳と同様に南側に開口していますが、墳頂部が陥没しており、石室内には入れません
 横穴式石室で、組合わせ箱式石棺が確認されているようです

不動塚2号墳石室 不動塚2号墳頂くぼみ

 更に東側に3号墳(径12mの円墳)があるようです
 古墳は丘陵上に有り、たどり着くにはかなり足場が悪いです   

★所在地;宇陀市菟田野稲戸
★交通;近鉄榛原駅より バスで「古市場地蔵の辻」下車 徒歩25分
★駐車場;有ります(無料)
★入場料;見学自由
★問合せ;



粉川家住宅(高畑)

2011年12月13日 | 文化財
 上海で油脂業を営んだ粉川廣吉が建設した住宅です 撮影日;2011.11.27

 内外とも上質な近代和風住宅の好例です
 2008年に国の登録有形文化財(建造物)に指定されています

 主屋は大正12年(1923)建築
 北に座敷棟、西に玄関棟、南に台所棟をコ字形に配されています
 座敷棟は入母屋造桟瓦葺のつし2階建で、軒先に銅板を葺いた下屋庇をまわし、西北の眺望を配慮し雁行形としています 
粉川家住宅主屋 
 離れは、敷地南辺に位置する表門の東方に東西棟で建つ門長屋です
 桁行6間半梁間2間、寄棟造桟瓦葺の平屋建で、当初は西側3間半を使用人の住居、東側3間を納屋としていました
 真壁造で、腰は下見板張、上部は白漆喰塗とし、通りから望見できる西面には格子の出窓が設けられています

 土蔵は、主屋台所棟の南方、離れの北方に南北棟で建っています
 桁行6.0メートル梁間4.0メートル、切妻造本瓦葺の2階建で、西面から南面に下屋庇をまわし、南面は便所、西面は蔵前としています
 西面中央に戸口、1階北面と2階南・北面に窓を開け、凝った意匠の窓庇が付けられています

 表門は、切妻造本瓦葺、総欅造の薬医門です
 築地塀は、敷地南東隅から敷地東辺に沿って北へ長約30m築かれています

 石垣は、敷地の南辺に築造され、表門の前庭東西にまわり込んでいます
 敷地の造成と一体的に築造されています 
 東方が折曲り長20m、西方が長32m
 花崗岩の切石を前面道路の傾斜に合わせて高さ2~3m積み、上面に板状笠石を載せてあります 

★所在地;奈良市高畑町1211
★交通;近鉄奈良駅より バスで高畑下車 徒歩3分
★駐車場;向かい側に高畑駐車場が有ります(有料)
★問合せ;0742-34-5369(奈良市 教育総務部 文化財課)

 近くに志賀直哉旧居が有ります



葉本家住宅(大和郡山)

2011年12月12日 | 文化財
 明治期には両替商などを営んだ商家です 撮影日;2011.11.22

 大和郡山城下から奈良に至る街道沿いに東面して建ち、旧街道の歴史的景観を構成しています
 2002年に国の登録有形文化財(建造物)に指定されています

 明治初期の建築と推定され、虫籠窓(むしこまど)にある分銅の印から分かるように、当時は両替屋、その後肥料屋を営んできました

葉本家住宅主屋 主屋は南側に通り土間をとり、北側に六間の居室をとっています
 正面側の二間は小さくして坪庭を設けています
 屋根は桟瓦葺で、むくりをつけています

 奈良の指物師として有名な川崎幽玄の父・川崎長七が建築に携わり、建具・欄間・茶室を創作しました
 業平格子・坪庭の垂木・入隅にまわる雨戸などにその特徴がみられます

 この観音寺の街道沿いの町屋は当家以外に数件しか残っておらず、一部に改変があるものの保存状態もよく、当時の町屋建築を知るうえで貴重な遺構です 

★所在地;大和郡山市西観音寺町6
★交通;JR郡山駅下車 徒歩8分
★駐車場;なし
★問合せ;0743-53-1151(大和郡山市)