東塔基壇が復元されています 撮影日;2015.04.12
東塔の基壇は一辺約21m・高さ約1.8mの正方形(西塔と同規模)
復元前は土壇のみ残っていました
礎石は全て持ち去られていました
西塔跡には心礎が残っています(大安寺塔跡)
心礎は2.5×2.2mで、径約1.5mの柱座の造り出しを持っています
大安寺は飛鳥の百済大寺・高市大寺・大官大寺を前身とし、和銅3年(710)平城京に移って大安寺と称しています
天平神護2年(766)に東塔に落雷
天暦3年(949)には西塔が雷火で焼失しました
寛仁元年(1017)主要堂宇焼失、塔1基及び釈迦如来像1体のみ焼失を免れる
その後再建が続けられたが、長久2年(1041)に焼失
寛治4年(1090)には七重宝塔1基(東塔)、金堂など主要伽藍を再興
(東塔は七重塔であったと伝えられます)
しかしこの東塔も慶長元年の地震で倒壊したと伝えられます
★所在地;奈良市東九条町1316
★交通;JR奈良駅より バスで大安寺下車 徒歩10*分
★駐車場;有ります(無料)
★見学;東塔跡のみ可(西塔跡は現在立ち入り禁止です)
★問合せ;