奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

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近内円山古墳

2010年03月30日 | 古墳
 周濠と外堤を持つ立派な古墳です 撮影日;2010.03.13

 径約37m、高さ約6.5mの2段築成の円墳です
 葺石及び円筒埴輪列あり
 墳丘周囲には幅5mの周溝と幅12mの外堤が巡っています

 墳頂部に長さ9m、巾3mの盗掘穴が存在しますが、埋葬施設は不明です
 出土遺物は墳頂部で須恵器片、外堤で埴輪片が出土しています

 近内鑵子塚古墳と同一系譜の集団によって築造されたと考えられています
 築造年代は5世紀中頃 

★所在地;五條市三在町
★交通;JR北宇智駅下車 徒歩20分
★駐車場;有りません
★入場料;見学自由
★問合せ;0747-22-4001(五條市教育委員会)



五條猫塚古墳

2010年03月29日 | 古墳
 田圃の中の方墳です 撮影日;2010.03.13

 一辺約27m、高さ約5mの2段築成の方墳です
 葺石あり、周濠の痕跡も確認されています
 円筒埴輪列が墳丘裾近くと墳丘平坦部と石室周囲の3重に巡っていました

 埋葬施設は緑泥片岩で、板石の小口積みの竪穴式石室です
 長さ5.17m、幅0.73~0.89m、高さ0.93m
 木棺が納められていたと考えられています
 被葬者は、渡来系の鍛冶集団を統率した人?

 出土遺物は、石室内から埴製枕、朱文鏡・甲冑類と多くの鉄鏃
 石室外にも副葬品を納める施設が在りました
 蒙古鉢形眉庇付冑をはじめ頸甲、帯金具、鉄鏃、鉄製鍛冶具のセットでその多くは朝鮮半島との関連が強いものです

 築造年代は5世紀中葉

 五條市の史跡に指定されています

★所在地;五條市西河内
★交通;JR北宇智駅下車 徒歩25分
★駐車場;有りません
★入場料;見学自由(墳丘にも上れます)
★問合せ;0747-22-4001(五條市教育委員会)



黒駒古墳(五條)

2010年03月28日 | 古墳
 吉野川を見下ろす斜面に築かれています 撮影日;2010.03.13

 直径10m・高さ3m程の円墳です
 平成10年の台風で損壊しましたが、調査後に整備され石室が見学できます

 石室は緑泥片岩製で、全長6.4mの両袖式横穴式石室です
 玄室長2.9~3.0m、幅1.6~1.7m、高さ2m
 羨道部長3.11m、幅1.2m、高さ1.1m 

 出土遺物は須恵器、鉄鏃、鉄刀片、須恵質板状製品、須恵質脚形製品など
 陶棺は現地説明会当時は追葬時の棺とされていましたが、現在は築造時のものと訂正されています
 この陶棺の一部と思われる須恵質の板状出土品に線刻画が描かれていました

 築造年代は6世紀後葉とされています

★所在地;五條市黒駒町
★交通;JR大和二見駅下車 徒歩20分
★駐車場;黒駒町会館前に有ります(許可を得ましょう)
★入場料;見学自由
★問合せ;0747-22-4001(五條市教育委員会)



南阿田大塚山古墳

2010年03月27日 | 古墳
 道案内の表示がとても親切な古墳です 撮影日;2010.03.13

 県の史跡に指定され、石室も見学できます 

 全長30m・後円部径21m・前方部幅15m・後円部高さ1.5~3mの帆立貝式前方後円墳

 主軸に直交して、南東に開口する両袖式横穴式石室を有します
 石室の石材は緑泥片岩・石英石墨片岩が用いられています
 羨道長4.5m・羨門幅1m・玄門幅0.6mと外に向かって広くなっています
 玄室長4.5m・幅3m・高さ約2.4mで、床面は羨道よりやや低くなります
 両側壁・奥壁の持ち送りは急で、天井石は7枚架されています

 玉類・馬具・挂甲(けいこう)・土器などが多数納められていました

 6世紀前半の有力者の墓とみられます
 被葬者は不明ですが、藤原良継の墓所と伝承されてきました

★所在地;五條市南阿田町437
★交通;JR五條駅より バスで「南阿田」下車 徒歩5分
★駐車場;近くにスペースあり
★入場料;見学自由
★問合せ;0747-22-4001(五條市教育委員会)


 参考;ブログ 大和の古墳探索のページ

こうもり塚古墳(五條)

2010年03月26日 | 古墳
 玄室奥壁よりの天井石だけが一段低いのが特徴です 撮影日;2010.03.13

 径約15m・高さ約5mの円墳です

 南向きに横穴式石室が開口していて、開口部は石組で補強されています
 石室は緑泥片岩製で、全長6.6m・玄室長5.1m・幅2mの両袖式横穴式石室

 出土遺物は撹乱のため、羨道部から須恵器・土師器の小片が出土したのみです
 築造年代は7世紀前半頃

こうもり塚古墳石室入口 こうもり塚古墳石室内  

★所在地;五條市滝町(天福寺の西側です)
★交通;JR五條駅より バスで「阿田橋」下車 徒歩5分
★駐車場;有りません
★入場料;見学可能
★問合せ;0747-22-4001(五條市教育委員会)

 ちょっと見つけにくいので、近所の方に聞いたほうが良いでしょう^^



近内鑵子塚古墳

2010年03月23日 | 古墳


 県内3番目に大きな大きな円墳です 撮影日;2010.02.21

 径85m、高さ12.5mで、全面に葺石及び埴輪あり
 2段築成の円墳で、周溝も一部残存しています

 向山丘陵の最高所に位置し近内古墳群の盟主的な古墳です
 近内古墳群中、最も古い時期に築造されたと考えられています
 出土した埴輪より5世紀前半の築造とされます

埋葬施設:箱式石棺
 (墳頂部盗掘抗から緑泥片岩の板石が発見され、板石には組合式にする為の溝が掘り込まれており埋葬主体の箱式石棺とおもわれる)
出土遺物:滑石製勾玉1点、円筒埴輪、形象埴輪、家形埴輪

 墳丘の1段目は地元の墓地となっています 
 墳頂部には埋葬施設の盗掘穴の大きな凹み(径8m・深さ1.5m)があります
 墳丘はほとんど雑木林の状態で上まで登れますが道はありません

 近内古墳群は大型の円墳と方墳が多く前方後円墳を含まないのが特徴です

★所在地;五条市近内町
★交通;JR北宇智駅下車 徒歩20分
★駐車場;有りません
★問合せ;0747-22-4001(五條市教育委員会)



五條文化博物館

2010年03月22日 | 名所
 愛称は「ごじょうばうむ」です 撮影日;2010.2.21 

 平成7年4月にオープンしました
 平成21年4月1日から市立五條文化博物館は財政難の為2年間をメドに休館していました
 平成23年4月より、「特定非営利活動法人 うちのの館」が運営しています

 建物を上から見ると、まるでバウムクーヘンのように見えるんだそうです
 設計は安藤忠雄氏(安藤忠雄建築研究所)
 
 3Dや疑似体験映像などのハイテク技術を駆使して、五條の文化と歴史を楽しく紹介しています

3階:テーマは「五條文化の荘厳世界」
 五條市を代表する絵画「栄山寺八角円堂内陣装飾画」を中心に、シルクロードに通じた文化遺産を紹介しています
2階:「五條文化の始まり」「五條の古墳時代」「都と五條」「五條地域の荘園と武士」
 五條文化の歴史に沿って解説しています
1階:「近世の五條」「近代への胎動」がテーマ
 実物や映像などで解説しています
 他に「陀々堂の鬼はしり」「御霊神社の祭礼」など、実物や映像、文書などで解説しています

★所在地;五條市北山町930-2
★交通;JR五條駅より バスで「田園1丁目」下車 徒歩約15分
★駐車場;有ります(無料)
★入館料;大人300円
★休館日;月曜日、祝日の翌日と年末年始
★開館時間;9:00~17:00
★問合せ;0747-24-2011

 五万人の森公園がとなりに出来ています


 参考;市立五條文化博物館のホームページ

つじの山古墳

2010年03月21日 | 古墳
 近内古墳群最後の首長墓だそうです 撮影日;2010.02.21 

 一辺52m、高さ9mの二段築成の方墳です
 周濠跡も確認されています

 1998~99年の調査で墳丘東側に舞台状の造り出しが発見され話題になりました
 (長さ5.5m、幅20m、高さ1m以上)

 周濠部から円筒埴輪・木製品・須恵器片が見つかっています
 築造時は造出部と外堤の上面に円筒埴輪・朝顔形埴輪・鰭付埴輪が立て並べていたと思われます
 築造年代は5世紀後半です
 
 近内古墳群の被葬者は紀氏の一員で朝鮮半島の影響があるのではないかとの説があります

★所在地;五条市近内町
★交通;JR北宇智駅より 徒歩15分
★駐車場;有りません
★問合せ;0747-22-4001(五條市教育委員会)



五万人の森公園

2010年03月20日 | 名所

 五條市の将来の人口目標から公園の名前がついたようです 撮影日;2010.2.21

 「五條市文化博物館」に隣接する公園です
 2007年10月にオープンしたばかりです

 芝生公園の広さは、約8.4ヘクタール
 自然の地形を活かした散策路や展望台、芝生グラウンドがあります
 公園のほとんどは山林です
 整備された遊歩道があるので森林浴にはうってつけです

 炭焼きや石釜でピザを焼く体験もできます
 産屋明神窯と名付けられています
 ピザ用石窯が1か所:1日1000円、炭焼窯は1人1日500円で利用できます 

★所在地;五條市北山町930-1
★交通;JR五條駅より バスで「田園1丁目」下車 徒歩15分
★駐車場;有ります(無料・70台)
★入場料;タダです
★問合せ;0747-22-4001(五條市公園緑地課)



藤岡家住宅(五條)

2010年03月19日 | 文化財
 「大和の大桜」と讃えられた藤岡玉骨の生家です 撮影日;2010.02.21

 藤岡家住宅は昭和53年から空き家となっていました
 現当主の宇太郎氏が修復を思い立ち、平成18年3月に着工
 平成20年11月に修復完了して「NPO法人うちのの館」が管理公開 

 藤岡家は両替商、質商、薬種商、紺屋なども営んだ江戸時代から続いた庄屋で、江戸から明治期にかけての十棟が残ります
 住宅内部は、玉骨や与謝野夫妻ゆかりの資料などの展示室・多目的スペース・茶席・喫茶室などを備え、さまざまな文化活動に対応できる造りとなっています
 
 店の間のある母屋は天保3年(1832)の建造で、往時の藤岡家の息吹をよく伝えています
 内蔵は寛政9年(1797)の建造

かりていもさん 鴎外の書 店の間

 近内は、南大和から金剛山を越えて大坂に至る最短ルートの入り口です
 交通の要衝であり、往来は行き交う人々で賑わったようです
 藤岡家当主は代々「大坂屋長兵衛」を名乗って来ました

 長兵衛梅は樹齢250年と言われています

 藤岡家住宅の敷地面積は約1300㎡
 十棟の建物は道路を挟んだ米蔵を除き、廊下で連結されています
 グランドゴルフ場も併設されています

雛飾り 玉骨愛用の品々 虎の襖絵

★所在地;五條市近内町526
★交通;JR北宇智駅下車 徒歩20分
★駐車場;有ります(無料25台程度)
★入場料;大人300円(維持管理協力金)
★休館日;毎週月曜日
★開館時間;9:00~16:00
★問合せ;0747-22-4013
 俳句・観月会・会議・お茶席利用可(要申し込み)

中庭 長兵衛梅 丸窓明かり


参考;NPO法人うちのの館のページ