県の天然記念物に指定されている鍾乳洞です 撮影日;2012.06.10
昭和4年に赤井五代松(ごよまつ)氏により発見され、親子2代にわたり10余年の歳月をかけて探洞されました
洞内には全国に誇る鍾乳石や石筍が、夢の宮殿を形造り見事な様相をみせています
全長約80m、2層構造の鍾乳洞です
(2000m以上の奥行きが有るとする地質学者もおられるそうです)
最も広い洞室は横幅約8m・高さ約6m
洞内には高さ8mの「大黄金柱」と名付けられた石柱をはじめ、20~30cmの鍾乳石・3~4mの石筍・石柱が発達し、比較的良く保存されています
簾状・木肌状・幕状等の石筍様堆積物などもあり、変化に富んでいます
★所在地;吉野郡天川村洞川
★交通;近鉄下市口駅より バスで洞川温泉下車 徒歩40分
★駐車場;有料(300円)
★入洞料;大人400円(モノレール:大人300円)
★休洞日;毎週水曜日、冬季休業(12月1日~3月中旬)
★営業時間;9:00~11:00、13:00~16:00
★問合せ;0747-64-0188(ごろごろ茶屋)、0747-64-0333(洞川温泉観光案内所)
枕状溶岩は海底火山によって造り出されます 撮影日;2012.05.18
玉置山には、不規則な楕円状または曲がった丸太状の形状をした溶岩が一帯に露頭しています
海底火山の噴火により噴出した玄武岩質の溶岩が、海水により急速に冷却・固化したことにより生じます
地質活動により、海底深くから玉置山山頂付近にまで隆起しました
標高1000m~1040mにかけてが枕状溶岩堆積地です
平成9年に「玉置山の枕状溶岩堆積地」として県指定天然記念物となっています
平成19年には「日本の地質百選」にも選定されています
★所在地;吉野郡十津川村(玉置山)
★交通;JR五条駅より 車で約3時間
★駐車場;有ります(無料)
★入場料;見学自由
★問合せ;奈良県教育委員会
標高500mの地、春日大明神周辺の15aほどにわたって見られます 撮影日;2011.11.13
昭和36年3月、県の天然記念物に指定されています
紀伊半島には、アスナロが散在的に分布しています
この地域には珍しく、小規模ながら比較的大きい木が群落をなしています
地上1.3mでの幹周3.12m・樹高約20mの巨樹をはじめとした約10本が、ヤブツバキ・アラカシ・ツクバネガシ・コジイ等の樹種を交えて群落を作っています
★所在地;桜井市笠(字千森)877
★交通;笠山荒神社より 北東へ徒歩15分
★駐車場;ありません
★入場料;見学可
★問合せ;0742-22-1101(奈良県教育委員会)
アスナロは、ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹
ヒバと呼ばれることもあります
参考;アスナロ
昭和36年3月、県の天然記念物に指定されています
紀伊半島には、アスナロが散在的に分布しています
この地域には珍しく、小規模ながら比較的大きい木が群落をなしています
地上1.3mでの幹周3.12m・樹高約20mの巨樹をはじめとした約10本が、ヤブツバキ・アラカシ・ツクバネガシ・コジイ等の樹種を交えて群落を作っています
★所在地;桜井市笠(字千森)877
★交通;笠山荒神社より 北東へ徒歩15分
★駐車場;ありません
★入場料;見学可
★問合せ;0742-22-1101(奈良県教育委員会)
アスナロは、ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹
ヒバと呼ばれることもあります
参考;アスナロ
名勝月瀬梅林の中でも最もよく知られる梅の古木です
樹齢約400~500年と推定され、「桃仙の梅」に次ぐ古い梅樹です
地表近くで東と西に向かって伸びる二幹に分岐しています
西方に伸びる幹は地表50cmで南北に二分岐しています
東方に伸びる幹は枯れています
西方の幹:樹高5.71m・胸高幹周144cm・根回り148cm
明治37年刊行の塚田武馬『月瀬道の栞』に、「その実桃の風味ありとて桃香の梅ともいふ、盖(けだし)地名の起因なるべし」と記されています
元は現在地より北東の川沿いにありました
昭和43年に高山ダム建設にともない八幡橋の東に移植
さらに平成13年の「湖畔の里つきがせ」建設時に現在地に植え替えられました
平成22年に『月ヶ瀬桃香野奥ノ谷のウメの古木』の件名で市指定文化財(天然記念物)となっています
★所在地;奈良市月ヶ瀬桃香野
★交通;近鉄・JR奈良駅より バスで「月ノ瀬」下車 徒歩すぐ
★駐車場;有ります
★入場料;見学自由
★問合せ;0743-92-0300(月ヶ瀬梅渓保勝会)
少し西に『へら鮒供養塔』が建てられています
『八幡橋』
「高山ダム」の建設により水没した元の石橋(沈下橋)の代換として昭和43年1月竣工(翌44年2月完成)
幅3.5m、延長160mの重橋床式・吊橋(こうちょうばし)です
工法は日本最初といわれるパラレル・ワイヤ・ストランド法による吊橋で、瀬戸大橋のモデルになったとも言われています
『墨渓梅』
明治45年に大阪の川崎墨渓画伯が来村し、満開の好季に勅題「寒月照 梅花」を想起して探勝の末、月ヶ瀬の絶勝地を発見し「墨渓梅」と名づけたという
八幡橋南詰に東郷平八郎書の石碑が建っています
樹齢約400~500年と推定され、「桃仙の梅」に次ぐ古い梅樹です
地表近くで東と西に向かって伸びる二幹に分岐しています
西方に伸びる幹は地表50cmで南北に二分岐しています
東方に伸びる幹は枯れています
西方の幹:樹高5.71m・胸高幹周144cm・根回り148cm
明治37年刊行の塚田武馬『月瀬道の栞』に、「その実桃の風味ありとて桃香の梅ともいふ、盖(けだし)地名の起因なるべし」と記されています
元は現在地より北東の川沿いにありました
昭和43年に高山ダム建設にともない八幡橋の東に移植
さらに平成13年の「湖畔の里つきがせ」建設時に現在地に植え替えられました
平成22年に『月ヶ瀬桃香野奥ノ谷のウメの古木』の件名で市指定文化財(天然記念物)となっています
★所在地;奈良市月ヶ瀬桃香野
★交通;近鉄・JR奈良駅より バスで「月ノ瀬」下車 徒歩すぐ
★駐車場;有ります
★入場料;見学自由
★問合せ;0743-92-0300(月ヶ瀬梅渓保勝会)
少し西に『へら鮒供養塔』が建てられています
『八幡橋』
「高山ダム」の建設により水没した元の石橋(沈下橋)の代換として昭和43年1月竣工(翌44年2月完成)
幅3.5m、延長160mの重橋床式・吊橋(こうちょうばし)です
工法は日本最初といわれるパラレル・ワイヤ・ストランド法による吊橋で、瀬戸大橋のモデルになったとも言われています
『墨渓梅』
明治45年に大阪の川崎墨渓画伯が来村し、満開の好季に勅題「寒月照 梅花」を想起して探勝の末、月ヶ瀬の絶勝地を発見し「墨渓梅」と名づけたという
八幡橋南詰に東郷平八郎書の石碑が建っています
暖帯性植物相の美林です
岩壁や断崖の多い急斜面上に古木が多く、古くから人の手を加えることの無い天然林相は村内では比類ありません
カシ類の巨樹・シイ類の大木・カゴノキの大木・エノキの巨樹が主となり、スギ・ヒノキ・ケヤキ・モミジ・ヤマザクラ・ナナミノキ・ヤブツバキなどで森冠を構成しています
高木にはテイカカズラ・ツタなどが巻きついています
下木として、ネズミモチ・ヤブニッケイ・カナメ・ユズリハ・タラヨウなどの常緑広葉樹があり
林床にはススダケ・ネザサ・シュロ・ナンテン・アオキなどが見られます
フウラン・カヤランなども着生しています
平成20年に県の天然記念物に指定されています
★所在地;奈良市月ヶ瀬桃香野5281
★交通;近鉄・JR奈良駅より バスで「桃香野」下車 徒歩1分
★駐車場;有ります(無料)
★問合せ;0742-22-1101(奈良県教育委員会)
岩壁や断崖の多い急斜面上に古木が多く、古くから人の手を加えることの無い天然林相は村内では比類ありません
カシ類の巨樹・シイ類の大木・カゴノキの大木・エノキの巨樹が主となり、スギ・ヒノキ・ケヤキ・モミジ・ヤマザクラ・ナナミノキ・ヤブツバキなどで森冠を構成しています
高木にはテイカカズラ・ツタなどが巻きついています
下木として、ネズミモチ・ヤブニッケイ・カナメ・ユズリハ・タラヨウなどの常緑広葉樹があり
林床にはススダケ・ネザサ・シュロ・ナンテン・アオキなどが見られます
フウラン・カヤランなども着生しています
平成20年に県の天然記念物に指定されています
★所在地;奈良市月ヶ瀬桃香野5281
★交通;近鉄・JR奈良駅より バスで「桃香野」下車 徒歩1分
★駐車場;有ります(無料)
★問合せ;0742-22-1101(奈良県教育委員会)