奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

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戒長寺のお葉つきイチョウ

2010年05月30日 | 天然記念物


 乳(気根)が出来るほどの古木です 撮影日;2010.4.25

 幹周は4.5m・樹高は約25m
 樹齢は約300年といわれます

 シダ類が種子をその葉につけるのと同じように、この銀杏も葉に種子をつけます
 県指定の天然記念物です



 同境内にある戒場神社には「ホオノキ(朴の木)」の巨樹があります

 根元は空洞になっていて、幹周りは6.2mもあります
 樹齢は300年とされています

 ホオノキはモクレン科に属する日本特産の落葉高木です
 大きな葉には殺菌作用がある為、餅などを包んだ朴葉焼きや朴葉味噌としても使われます

 ホオノキには巨樹は少なく、「戒場神社のホオノキ」は日本一の幹周りだそうです
 新日本名木百選にも選ばれています 

★所在地;宇陀市榛原区戒場386
★交通;近鉄大阪線「榛原」駅より バスで「天満台東3丁目」下車 徒歩30分
★駐車場;有ります(無料)
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-82-1301(戒長寺


参考;「なんちゃっておじさん」の独り言 のブログ

山部赤人の墓

2010年05月29日 | 石造物
 額井岳(大和富士)の東の麓・良い眺めのところです 撮影日;2010.4.25

 苔むした大きな五重石塔です
 高さ156cmあり、石英粗面岩製です

 水輪は樽形で火輪は背が低く、空輪と風輪は間に溝を切り込んだだけの形です
 通常の五輪塔に比べるとたいへん粗雑な造りです
 鎌倉時代後期の造立とされますが、疑問も持たれているようです

 山部赤人は奈良時代の歌人、三十六歌仙の一人
 万葉集『田子の浦ゆうち出でてみれば真っ白にそ富士の高嶺に雪は降りける』
 百人一首『田子の浦にうち出てみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ』
 山部赤人のもっともよく知られた作品です

山部赤人の歌碑

★所在地;宇陀市榛原区山辺三
★交通;戒長寺より 徒歩15分
★駐車場;スペース有り
★入場料;見学自由
★問合せ;


新宮山古墳

2010年05月27日 | 古墳
 石室内に石棺が二つ有ります 撮影日;2010.4.18

 径25m程の円墳とされています(前方後円墳とする説も有ります)
 埋葬施設は横穴式石室(全長13.6m)です

 玄室内奥に箱式石棺・手前に刳抜式家形石棺を安置しています
 箱式石棺は3枚の大きな板石が崩れた状態で見えているだけです
 家形石棺は6個の縄掛け突起が付いていて作りも丁寧なようです
 突起の1つが欠け奥の小口部に穴が開いている他は遺存状態は良好です



 巨勢谷地域における重要な古墳の一つで、巨勢氏の墳墓と考えられています

★所在地;御所市稲宿
★交通;近鉄吉野線「葛」駅下車 徒歩10分
★駐車場;スペース有り
★入場料;見学自由
  (石室に扉は有りますが、カギは掛かっていませんでした)
★問合せ;0745-62-3001(御所市観光協会)

 近くに安楽寺塔婆が有ります



安楽寺塔婆

2010年05月26日 | 文化財
 元は、葛城寺の三重塔でした 撮影日;2010.4.18 

 建築様式から寺は鎌倉時代頃に建てられたと推定されますが、はっきりとした建立の年代はわかっていません
 建築当時は三重塔でしたが、延宝年間(1673~81)に上部二層を失って初層だけが残ったそうです
 その後、上には宝形の屋根をあげています
 縁と飛檐捶(ひえんすい)は失われていますが、その他はほぼ原型をとどめます
 三手先斗栱を持った本格的な塔婆建築で古風な手法が残されています

 重要文化時に指定されています
 
 内部は四天柱内いっぱいに仏壇を置いた痕跡があるそうです
 現在は奧に仏壇が置かれ、室町時代の作とされる「大日如来像」を安置しています

★所在地;御所市稲宿1080
★交通;近鉄吉野線「葛」駅下車 徒歩10分
★駐車場;有ります(無料)
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-62-3001(御所市観光協会)

 安楽寺は「葛城寺」の後身寺院とされます



峯山百体観音

2010年05月24日 | 石造物
 赤煉瓦で造られた祠が並んでいます 撮影日;2010.4.18

 弥勒寺の近くに峯山と呼ばれる小高い山があります
 坂東・秩父・西国各礼所の百体の石仏が参道のあちらこちらに祀られています

 すこし変わった風情を感じさせ、面白いです^^
 山を巡れば居ながらにして各霊場を参拝するのと同じご利益があるとされ
 厄年の女性の聖地とされているそうです

 弥勒寺縁起によると、霊場が出来たのは文化5年(1800)だそうですが
 いつ頃誰が祀ったのか?定かでは無いそうです
 
峯山百体観音案内図
★所在地;御所市東佐味
★交通;近鉄御所駅より バスで東佐味下車 徒歩3分
★駐車場;有りません
★入場料;参拝自由
★問合せ;0745-62-3001(御所市役所)



大川杉

2010年05月23日 | 天然記念物
 井戸杉とも呼ばれます 撮影日;2010.4.18

 根元から湧き出している水は飲料水として尊ばれ、この地区の田畑をも潤してきました

 樹齢600年・樹高30m・目通り幹周7.3mと記されています
 奈良県指定の天然記念物です

 高鴨神社蔵の古文書に「字大倉申所 大川水神 神木 南佐味村」とあるそうです
 南佐味村は現在の西佐味で大倉姫神社の論社とされているそうです

 根元にはこの杉を守っるためのお地蔵様が祀られています
 毎年7月30日に注連縄を飾り豊作を祈念する祭りが行われます

 

★所在地;御所市西佐味
★交通;近鉄御所駅より バスで東佐味下車 徒歩20分
★駐車場;有りません
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-65-1201(御所市商工会)



二光寺廃寺

2010年05月22日 | 古跡
 飛鳥時代の寺院跡です 撮影日;2010.4.18

 現在は埋め戻され、のどかな畑地です

 直径1m程の礎石が15個発掘され、南北約17m・東西約12mの金堂基壇の遺構と見られています
 二光寺廃寺の存在は古書には一切触れられておらず
 地下に埋もれた未知の寺院です
 近くに北窪古墳群があり、これらの被葬者の建立した寺とも推測されています

 創建時の瓦と見なされるものは、高宮廃寺や朝妻廃寺で出土した瓦と同笵で、複弁蓮華紋軒丸瓦と偏向唐草紋瓦でした
 他に重弧紋軒平瓦や、檜隈寺と同笵の複弁蓮華紋丸瓦も有りました
 屋根瓦の間に、多数の塼仏がはさまれて出土したそうです

 また、高さ3.3cm・直径3.2cmの土製の螺髪も出土しています
 その大きさから、金堂には高さ2mを越える塑像の丈六仏が安置されていたと考えられています

 この寺は、出土遺物から飛鳥時代の7世紀後半に創建されたようです
 自然災害によって平安時代に倒壊し、鎌倉時代には耕作地となったと推定されています 

★所在地;御所市極楽寺・西北窪
★交通;近鉄御所駅より バスで鳥井戸下車 徒歩12分
★駐車場;有りません
★問合せ;0744-24-1101(橿原考古学研究所)

 200mほど北東に極楽寺ヒビキ遺跡が有ります


参考;邪馬台国大研究のページ

八坂神社のケヤキの巨樹

2010年05月21日 | 巨樹
 古寺(地名です)にあるケヤキの巨樹です 撮影日;2010.4.10 

 幹は地上2.5mあたりで二股になっています
 幹周囲は4.34m、樹高約25m、枝張りは南北21.7mあります
 
 有用樹種であるケヤキが、古くから開けた奈良盆地にあって
 このように巨樹とそなって残ることは珍しいようです

 平成8年3月に広陵町の天然記念物に指定されています

八坂神社の鳥居とケヤキの巨樹 根っ子

★所在地;北葛城郡広陵町古寺
     八坂神社「正楽寺観音堂」の境内
★交通;近鉄「箸尾」駅下車 徒歩20分
★入場料;見学自由
★問合せ;0745-55-1001(広陵町市役所)



葛城市歴史博物館

2010年05月19日 | 名所
 円形のエントランスには足元に大きな葛城市の航空写真が有ります 撮影日;2010.4.10

 葛城市歴史博物館の前身は、平成12年11月に開館した「新庄町歴史民俗資料館」です
 「新庄町歴史民俗資料館」は、奈良県下13番目の登録博物館に認定され、新庄町のみならず、葛城地域、奈良県全体を視野に入れた、歴史・伝統・文化に関する展示をおこなってきました
 平成16年10月、新庄町と當麻町が合併し「葛城市」が誕生し、それにあわせて、新庄町歴史民俗資料館も「葛城市歴史博物館」と名称変更をおこなっています

 常設展示室には考古資料を中心に展示されています
 古墳の石棺も有ります

 屋敷山古墳石棺 常設展示室

 2階には講演会・集会・音楽会などに利用できる「あかねホール」を併設しています  

★所在地;葛城市忍海250-1
★交通;近鉄「忍海」駅下車 徒歩1分
★駐車場;有ります(無料)
★入場料;大人200円
★休館日;火曜日、第2・4 水曜日、年末年始
★開館時間;9:00~17:00
★問合せ;0745-64-1414


参考;葛城市歴史博物館のホームページ

御社尾の神石

2010年05月18日 | 石造物
 巨岩信仰が合ったのでしょうか 撮影日;2010.4.04 

 地面から瘤状に盛り上がる岩塊です
 都祁山口神社から少し上がった山の上にあり、御神石としてまつられています
 山口神社の奥の院と思われる山の尾根に位置し、村人は「ごしゃお」と呼んでいるそうです

 元慶3年(880)、水分神が白龍の姿で降臨した磐座と伝えられます
 2つの尾根がちょうど重なるところに磐座があります
 都祁水分神社の起源となる場所です

 旧都祁村指定の有形民俗文化財です(昭和45年3月7日指定)

★所在地;奈良市都祁小山戸町
★交通;JR・近鉄「天理」駅より 針IC又は国道山添行きバスで「都祁南之庄」下車 徒歩30分
★駐車場;有ります
★入場料;参拝自由
★問合せ;0742-34-5369(奈良市教育総務部文化財課)


参考;岩石祭祀学提唱地「御社尾の神石」