奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

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保久良古墳

2011年03月29日 | 古墳
 建王もがり塚の言い伝えがあります 撮影日;2011.03.05

 径11.5mの円墳?です
 南に開口していますが、玄室部に盗掘穴が開いています
 石室は片袖式横穴式石室
 全長約8.5m、玄室長3.5m、幅1.3m、高さ?
 羨道長約5m、幅1.1m
 比較的小型の石材が使われています

保久良古墳開口部 保久良古墳石室内

 墳丘規模に対して非常に長い羨道部を持つことが特徴です

 斎明天皇の孫で持統天皇や太田皇女を姉に持つ建王(たけるおう)もがり塚に比定されています
 但し健王が亡くなった658年と築造時期(6世紀後半)は一致していません

保久良古墳 保久良古墳盗掘口
★所在地;吉野郡大淀町今木
★交通;JR・近鉄吉野口駅下車 徒歩20分
★駐車場;ありません
★入場料;タダです
★問合せ;0747-52-1522(大淀町教育委員会事務局)
 古墳の南側にお住まいの東山さんが、ボランティアガイドをしておられます
 関連ビデオも見せていただけます


 いまきなる おむれがうへに くもだにも しるくしたたば なにかなげかむ(斉明天皇の作)
 斉明天皇の孫・健王は生まれつき声が出せず、8歳で幼くして亡くなったと伝えられています
 健王を寵愛した女帝はその晩年、自らの墓に彼を合葬するようにと言い残したそうです
 斉明天皇の歌も、健王を失った悲しみを詠んだものだとされています
 斉明天皇の御陵は、高市郡の「越智岡」に造られ、健王もそこへ合葬されたと伝わります
 それまでに健王のなきがらを置いた「もがりの場」が、「今城谷上」に造られたと云います


今木権現堂の石仏群

2011年03月28日 | 石造物
 権現堂内外の石仏群はいずれも町指定文化財です 撮影日;2011.03.05

 堂外には、一枚石に上から「天女・不動明王・大日如来」の3体を彫ったものや、大和にはない備中式の「道祖神」が並んでいます

 権現堂内には、県下唯一の石仏「蔵王権現像」、前鬼後鬼を従えた「役行者像」、二匹の竜を交叉線彫りにした「竜神像」が安置されています
 いずれも半肉浮彫の石像で、室町時代後期「永禄12年(1569)3月11日備中国境目東定久女人本願」の陰刻があります

 かつて、堂内に安置されていた鎌倉時代の様式を残す薬師如来坐像は泉徳寺本堂内に移されています

 山門口の石灯籠には「天狗山聖大権現」「宝暦6年(1756)」の銘があります

今木権現堂 今木権現堂石仏群説明板
★所在地;吉野郡大淀町今木
★交通;JR・近鉄吉野口駅より徒歩20分
★駐車場;有ります
★入場料;権現堂堂内の仏像拝観は、泉徳寺まで声かけしてください
★問合せ;0747-52-1522(大淀町教育委員会事務局)


正福寺古墳

2011年03月26日 | 古墳
 保久良古墳と同じ大淀町今木にある小さな円墳です 撮影日;2011.03.05

 今木正福寺の参道手前左手に石室が開口しています
 径11.5m、南に開口する円墳?です

 石室は横穴式石室で、天井石と奥壁以外は比較的小型の石材が使われています

 発掘調査はされておらず、築造年代も不明です  

正福寺古墳開口部 正福寺古墳石室内
★所在地;吉野郡大淀町今木
★交通;JR・近鉄吉野口駅下車 徒歩25分
★駐車場;有りません
★入場料;見学可
★問合せ;

 今木正福寺の参道手右手を登った墓地にも
 径11mほどの円墳が3~4基、尾根に沿って並んでいます

 100mほど東に坂合黒彦皇子墓があります


広橋の御葉付イチョウ

2011年03月25日 | 巨樹
 昭和49年に県の天然記念物の指定を受けています 撮影日;2011.03.05

 広橋安楽寺観音堂境内にあり、樹高約25m、枝張り約4.8m
 県下では門僕神社戒長寺音羽観音「善法寺」などのものもあるが、それらに比べると広橋のものは樹高、枝の太さは共に大きい

 お葉付きイチョウは、植物系統学上重要視されるものです
 イチョウは種子植物でありながら、系統的にシダ類の胞子葉的な状態を呈する先祖返り的な例証として、学術研究上すこぶる興味のある貴重な存在です 

★所在地;吉野郡下市町広橋1371
★交通;近鉄下市口駅より バスで広橋峠下車 徒歩20分
★駐車場;スペース有り
★問合せ;0742-22-1101(奈良県教育委員会)



今木権現堂山門の金剛力士像

2011年03月24日 | 文化財
 てんぐが両脇に抱えて飛んできた、という言い伝えがあります 撮影日;2011.03.05

 阿形像・吽形像とも像高200cm、台座高23cmの力動感にあふれた堂々とした作風です 

 文禄4年(1595)、一夜のうちに泉州境大寺から飛来したという伝説がありました
 平成2年に実施された修理の際、胎内から明暦2年(1656)の銘文が発見され、伝説よりも約60年も新しい像だと判明しました
 作者は国見大和之(大和国の藤原重士)

 平成2年に、町の文化財に指定されています

 権現堂で毎年4月11日に行われる「権現祭」は吉野山金峯山寺蔵王堂で同日に開かれる会式の形を踏襲しています
 大峯修験道関係の儀式がよく伝えられています
 この儀式のさいに境内を護る役割をはたすのが、金剛力士立像です

今木権現堂吽形像 今木権現堂阿形像
★所在地;吉野郡大淀町今木
★交通;JR・近鉄吉野口駅より徒歩20分
★駐車場;有ります(泉徳寺
★入場料;見学自由
★問合せ;0747-52-1522(大淀町教育委員会事務局)


槙ヶ峰古墳「槇ヶ峯1号墳」

2011年03月23日 | 古墳
 玄室の奥壁に石棚をもっている珍しい構造です 撮影日;2011.03.05

 径11m、高さ約2.5mの円墳です
 石室は緑泥片岩の割石を小口積みにして構築されています
 復元全長6.5m、玄室長2.8m、幅1.7m、羨道長3.7m

 玄室に石棚がある構造「岩橋型石室」の古墳は
 県下では三里古墳岡峯古墳など数例しかありません
 和歌山県の紀ノ川流域に多いことから紀氏との関連が指摘されています

 築造は6世紀後半と推定されています
 平成19年に、町の文化財に指定されています
 
槙ヶ峰古墳開口部 槙ヶ峰古墳石室内
★所在地;吉野郡大淀町新野
★交通;近鉄越部駅下車 徒歩15分
★駐車場;有りません
★入場料;見学自由
★問合せ;0747-52-1522(大淀町教育委員会事務局)

 馬佐口にある墓地を通り抜けて行きます、標高210mの丘陵上に有ります
 周辺に数基の小規模な古墳(槇ヶ峯2~5号墳)が有ります


広橋梅林

2011年03月22日 | 名所
広橋梅林
 眺めのすばらしい梅林です 撮影日;2011.03.05

 月ヶ瀬梅林賀名生梅林とともに、奈良県三大梅林の一つとして知られています
 2月末から3月中旬が見頃です

 広橋峠の北側斜面、約25ヘクタールにわたり、約5000本の梅が植えられています
 集落全体あちらこちらに散らばって梅が咲いている場所が何箇所もあるといった感じの梅林です
 古木が多く、白梅・紅梅・淡桃色・一重咲き・八重咲きなど、とりどりに咲き匂います

 金剛山や大和盆地を見渡せる景色も楽しめます

 散策道があり、見ごろの時期はハイキングを楽しむ人々でにぎわいます
 毎年3月中旬の日曜日に「梅の里山祭」が開催され、様々なイベントが行われます

★所在地;吉野郡下市町広橋
★交通;近鉄下市口駅より バスで「大杉」又は「乳屋辻」下車 
★駐車場;有ります(無料15台)
★入場料;タダです
★問合せ;0747-52-0001(下市町役場)

☆梅林満喫コース≪全長約3.2km≫
 広橋峠バス停から下市温泉秋津荘を目指す散策コース
 ゆっくりと流れる時間の中で、人と自然が共存する「梅の里山」ならではの風景が広がります
☆天守の森コース≪往復約1.2km≫
 広橋峠バス停(453m)から、標高差約150mを一気に駆け上がる「天守の森」
 ここからの風景はきっと あなたを満足させてくれるでしょう
 広橋梅林奥千本の梅があなたを待っています


 関連記事

広橋城跡「天守の森」

2011年03月19日 | 城址
 中世南朝方の広橋氏居城があった処です 撮影日;2011.03.05

 現在は、内濠・外濠の跡を残すのみで、高峯稲荷神社が鎮座しています
 文久3年(1863)8月9日に天誅組が布陣し、翌日10日夜、当時の彦根藩宿営地の下市に、突如として焼き討ちをかけた拠点でもあります

 西北には葛城山・金剛山が望める景勝地であり、特に夕日はきれいだそうです
 城跡の北面には傾斜地を利用して広く梅を栽培しています
 県の三大梅林として知られる広橋梅林です

 広橋氏は正平年代(1346~1369)頃、この地を支配していた郷士です

広橋城跡 天守の森から眺望
★所在地;吉野郡下市町広橋
★交通;近鉄下市口駅より バスで「広橋峠」下車 徒歩15分
★駐車場;有ります(広橋梅林
★入場料;見学自由
★問合せ;0747-52-0001(下市町役場)

 広橋峠を北麓に見下ろす「高峯」の山頂部分に所在します


大川遺跡対岸磨崖仏

2011年03月09日 | 石造物
対岸磨崖仏

 大川遺跡の対岸の岩に彫られた大きな石仏です 撮影日;2011.02.20 

 川沿いに露出した、広い平坦面をもつ岩壁に仏の姿が彫刻されています

 地蔵磨崖仏と十王磨崖仏です
 地蔵の右は太山王、左は閻魔王、その左に十王が彫ってあります

名張川 大川遺跡

★交通;名阪国道五月橋ICから2Km
★駐車場;有ります(無料50台)
★入場料;無料
 キャンプ(フリーサイト1区画);日帰り…1000円/1泊1500円
 バーベキュー;500円
★休館日;水曜日、毎年12月~2月
★開館時間;
★問合せ;0743-85-1021 (カントリーパーク大川管理事務所)、0743-87-0548 (山添村緑の文化協会・森林科学館内)


参考;たいしんさんのブログページ

大川遺跡

2011年03月08日 | 遺跡
 名張川河岸の縄文時代草創期の集落遺跡です 撮影日;2011.02.20

 遺跡から多くの遺物が出土しています
 土器では大川式土器として近畿地方のこの時期の指標土器となったほか
 石器は縄文時代最古級の遺物群として大変重要視されています

 昭和31年に発見されてから数度発掘調査が行われています
 遺跡の中央部から縄文時代早期の住居跡二軒のほかに集石炉や焼土壙が確認されました
 住居跡は深さ40cm前後でほぼ円形に直径3~3.8mほど地面を掘り下げ、上屋を構築した竪穴式です
 内部に炉を設けず、集石炉や焼土壙などが住居の周囲から発見されました

復元竪穴式住居 大川遺跡説明板

 土器は底が尖った深鉢形で、彫刻した小さな円棒を用いて文様を施され
 「大川式」と呼ばれる押型文土器です 

 ≪カントリーパーク大川≫
 大川遺跡を公園化、桜もきれいです
 竪穴式住居や管理塔内のパネル展示で、縄文時代の生活をうかがうことができます
 名張川沿いは、魚釣り・キャンプ・バーベキューなどが楽しめます

★所在地;山辺郡山添村中峰山1736
★交通;名阪国道五月橋ICから2Km
★駐車場;有ります(無料50台)
★入場料;無料
 キャンプ(フリーサイト1区画);日帰り…1000円/1泊1500円
 バーベキュー;500円
★休館日;水曜日、毎年12月~2月
★開館時間;
★問合せ;0743-85-1021 (カントリーパーク大川管理事務所)、0743-87-0548 (山添村緑の文化協会・森林科学館内)