電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

徐克的電影世界その15

2007-04-19 03:09:31 | Weblog
新作トークイベントの他のゲスト、『東方不敗』ではミシェル・リーと映画評論家の宇田川幸洋さんが、『東方不敗風雲再起』ではジョイ・ウォンと松尾貴史さんがゲストでトークが繰り広げられました。
さて、ジョイ・ウォンのトークが終わった後、関係者による食事会が開かれることになっていて、ランドマーク側よりぜひジョイ・ウォンに、というプッシュがあったのですが、彼女は食事ではなくて『東方不敗風雲再起』の完成版を観ていないので今観たい、とごねられてしまいました。困った事態が起きたのですが、ジョイ側のマネージャーに彼女を説得してもらい、なんとか食事会場である中華料理店に来てもらいました。この時出席していたのは、ツイ・ハーク&シー・ナンサン夫妻、ビル・コン、ジョイ・ウォン、そしてトークゲストだった松尾貴史さんと、豪華な顔ぶれ。
ジョイはツイ・ハークが座っているテーブルの彼の真向かい、私の隣に座ったのですが、ご機嫌斜めで、座るなりいきなりツイさんに、「撮影で内出血したこの痣、消えないんだけどどうしてくれるの~」と『青蛇転生』で作った右腕についた、青いというより黒くなった部分を見せながら、台湾語で監督にけんかを売り始めました。隣に座っている私ははらはらして見ておりましたが、そのうちに松尾さんが、「とっておきの物まねをします。」と、放送禁止すれすれの物まねのオンパレードをし始めたので、食事会は一転笑い声に変わりました。そうこうしているうちに、ちょっとほろ酔いかげんのツイ監督も「私も物まねする。」といい始めて、京劇やらブルース・リーやらやったので、不機嫌だったジョイもこれには大笑い。食事会もこの物まねショーのおかげですっかり盛り上がり、ジョイの機嫌もよくなって、楽しい食事会となったのでした。