大空を見上げて

日頃感じていること

明日、ホスピスへ

2009-06-10 | Weblog
  明日、弟はホスピスに入る事になりました。

ホスピス(緩和ケア)とは、ラテン語で「温かく迎える」という意味だそうです。
末期がんの人など治癒不可能で、治療の手立てがなくなった人が入るところです。生ける限り人間らしく、痛みなく快適に過ごす事ができるように、医師、看護師、栄養師、ソーシャルワーカーなど専門家が協力してチームを作り、患者と家族をケアしてくれる所です。
病院からホスピスへ…は、いよいよという事で周囲の者も葛藤がありましたが、苦しまないようにはこの道しかないと納得しました。

弟は今週月曜日に1時間ほど外出し、職場である新聞社に行って挨拶を済ませて来ました。
今日は1時間でも家に帰りたかったのですが、吐き気があり帰れませんでした。

読書が趣味の弟は体調がいい時は本屋さんで本を買って読んでいたようです。

弟だけではなく、私たちみんな一日一日が貴重な大切な日です。(shizuko)

     (写真:裏の紫陽花)