大空を見上げて

日頃感じていること

ターミナルケア

2009-06-05 | Weblog
  今週から弟のターミナルケアについて具体的な相談が始まっています。
入院中の病院では「介護相談」という所で、「在宅ケア」にする場合の手順や内容について教えてくださいました。
自宅で最期を迎えたい人、いや病院がいいという人、いろいろでどちらにしても本人の意思を尊重してあげられるシステムが出来上がっています。

弟の場合は、残された期間の半分を在宅で、残りをホスピスで迎えたいとの事でしたが、どうもそんな猶予があるかどうか…。
体力的に家に帰るのは難しいかもしれません。
そうなっても、せめて2~3時間の外出で帰れたらいいなと思っています。

ホスピスは賛育会病院(キリスト教の精神で運営されている所)に入院予約をしました。
混んでいる様子でしたが、来週受入れが可能である返事をいただきました。

水曜日午後、弟と二人だけで話す機会があり「情緒的なことは置いといて、事務的に話すよ」と「エンディングノート」を渡し、具体的なアレコレについて考え、決めるように言って来ました。
今の状況では本人が思っているほど時間がない事も。
弟は私に「はっきり言ってくれる方がありがたい。つらい役目をさせて申し訳ない」と言いました。
神様が共におられて助けて下さるのでなければ、どうしてこんなに冷静でいられるでしょう。
(お風呂では思いっきり泣いていますが)
多くの友人たちの陰のお祈りに支えられていることを心から感じています。

今日、具体的なことを詰める予定でしたが、まだゆっくり一人で考えたい事があるという電話があり、来週にしました。

私も改めて今から「エンディングノート」(もしもの時の準備ノート)を書いておかなければと思います。
いざ、となってから切り出すのは大変なことです。 (shizuko)