山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

アオカミキリ

2008年07月21日 | 甲虫類

 久しぶりに遠くへ行ってみました。梅雨明けしてから暑い日が続くので、少しは涼しい山の深いところへと思って行ったのですが、暑いのには変わりありませんでした。しかし、日陰はやっぱり涼しいです。
 道ばたにはノリウツギが咲いていました。来ているのは常連の昆虫ばかりでしたが、綺麗所のアオカミキリも来ていました。

2008年7月20日 京都府南丹市美山町

 陽の光に当たるときれいな緑色なのですが、どうも位置的に良くありません。

 別の場所では交尾している姿も見られました。どうしても仰ぎ見る位置なので、緑色が出なくて残念です。

 また違った場所でもやはりアオカミキリが来ていました。普通の年はそうしょっちゅう見られるカミキリムシではないので、今年は多く発生しているのかも知れません。


ヨツスジハナカミキリ

2008年07月21日 | 甲虫類

 花の上では常連中の常連です。ちょっと飛んでいるところを撮ってみました。動きが速いしすぐに花に留まってしまうので、なかなか難しいです。

2008年7月20日 滋賀県高島市朽木

 もっとアップで撮るつもりでしたが、すぐに視界から消えてしまうので断念しました。数を撮れば一枚くらいはうまく撮れるかも知れませんが。

2008年7月20日 京都府南丹市美山町

 太陽が出ていないとなかなか撮れないのですが、とにかく山のことで晴れたり曇ったりを繰り返すので、とても時間がかかりました。


オオケマイマイの子供

2008年07月19日 | 軟体動物・環形動物・扁形動物

 道ばたのカラムシに居ました。普通のカタツムリのように葉の上を歩いているのを見るのは初めてです。しかしまだ小さな子供です。

2008年7月16日 京都府長岡京市奥海印寺

 殻の縁が毛のようになっているのは大人と同じです。渦を付け足していって大きくなるのでしょうし、子供も大人もたいして形が変わらなくて当然なのですが。

 上から見たところです。大人と違って斑模様がありました。


シロオビトリノフンダマシ

2008年07月18日 | クモ・ヤスデ・ムカデ・甲殻類

 道ばたのササの葉にくっついてじっとしていました。

2008年7月16日 京都府長岡京市奥海印寺

 脚を縮めていて葉につかまっている様子はないので、ぽろりと落ちてしまいそうに見えるのですが、揺すっても落ちません。

 目立たないように体の下に糸を張って、それにつかまっているようです。


コシアキトンボ

2008年07月17日 | トンボ・カゲロウ類

 この池では、コシアキトンボを筆頭にギンヤンマ、コオニヤンマが飛び交っていました。コシアキトンボがときどき枯れた花に留まるので、池をバックに花を入れて撮ってみました。

2008年7月16日 京都市西京区大原野

 もう少し花がきれいだったら良かったかも知れません。


ギンヤンマ

2008年07月17日 | トンボ・カゲロウ類

 きれいなトンボなので留まっているところを撮ってみたいのですが、縄張りをずっと飛び回っているだけで着地しないので、なかなかそうもいきません。飛んでいるところだけでも撮っておくことにしました。

2008年7月16日 京都市西京区大原野

 なかなか思うようには撮れませんが、同じ場所を行ったり来たりを繰り返しているので、何度でも撮り直すことができます。


シロツチガキ

2008年07月16日 | シダ類・コケ類・菌類

 もう近畿地方は梅雨明けしたと天気予報では言っているのですが、うちのあたりは今日も朝から曇り空。しかし昨日は雷と激しい雨があって、もう梅雨明けかなぁと言っていたところでした。
 今日も近所をうろうろしてみました。少し陽が射すとクマゼミが鳴いています。山沿いの道を歩いていて、落ち葉の間からかわったキノコが生えているのを見付けました。

2008年7月16日 京都府長岡京市奥海印寺

 初めはツチグリかと思いましたが何となく違います。帰ってから調べてみれば、シロツチガキと言うキノコでした。

 これはホコリタケ目、ツチグリはニセショウロ目で、あまり近縁ではないようです。


モリアオガエル

2008年07月16日 | は虫類・両生類

 谷沿いを歩いていて道ばたの竹林を見ると、一本の竹に大きなカエルがしがみ付いているのが見えました。

2008年7月16日 京都府長岡京市奥海印寺

 きれいな緑色のモリアオガエルでした。鼻の先から尻の先まで8cmはあるのではないかと思います。巨大なアマガエルのようで、初めて見る人は驚くのではないでしょうか。普段は樹の上にいてなかなか見ることはないのですが、このように偶然出会ったりします。もっと近付こうとしたのですが、あわてて上の方へ登って行ってしまいました。


キタテハ

2008年07月15日 | 蝶・蛾類

 側のクヌギの木に来ていたものと思われます。ササの葉の上で休憩していました。

2008年7月9日 京都府長岡京市奥海印寺

 秋に現れる型とは随分色が違います。やはり秋型は枯れ葉などにまぎれて越冬中も目立たないようになっています。

 表の模様も多少違うでしょうか。