山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

ヒメアトスカシバ

2008年07月03日 | 蝶・蛾類

 草むらをホバリングしながらゆっくり飛んでいました。そういうところは至ってハチらしく見えるので、あまり知らない人はハチだと思ってしまうでしょうが、草の葉に留まったところをじっくり見てみると…

2008年6月25日 京都府長岡京市奥海印寺

ハチに見えてはいても何となく違和感を感じます。日本の昆虫の擬態は印象程度のものが多くて熱帯の昆虫のような完璧さが無いのですが、日本における天敵は恐らくだまされやすいので完璧である必要はないのかも知れません。 


ツバキシギゾウムシ

2008年07月03日 | 甲虫類

 近所の神社にある石の上に居た、とても口の長~いゾウムシです。

2008年6月18日 京都府乙訓郡大山崎町

 図鑑を見ると、ずらりと並んだシギゾウムシの仲間の中でも、この口の長さは断トツです。この口の先から体に食べ物が達するまでには、だいぶ時間を要するように思います。お腹が空いているときは待ち遠しいことでしょう。
 話は違いますが、今「だんとつ」を漢字変換しようとすると、「とつ」は「断トツ」と片仮名になってしまいます。私としては「突」と変換されることを期待していたのですが、おかしいと思って辞書を見ると、「断トツ」は「断然トップ」の略だそうで、漢字熟語ではありませんでした。