山の春夏秋冬

たまの休日に野山へ出かけたとき目に留まった生き物や風景の紹介

ヨコヅナサシガメの幼虫

2007年02月07日 | セミ・カメムシ・チャタテムシ類

 一ヶ月ほど前から見ている越冬中の集団は、まだ何の変わりもなくそこでじっとしていました。通りがかるたびに見ていくのですが、脱落者もないようで、少しずつ位置が変わっているくらいでした。この暖冬ですので、動き出して歩き回ったりするのではないかと思いましたが、それは無いようでした。先にチャタテムシを撮ろうとカメラをセットしたところだったので、これもうんとアップで撮ってみることにしました。

2007年2月4日 京都市西京区大原野南春日町

 寝ているのか起きているのか、この黒い複眼からはうかがい知れませんが、こうやって近付いてみると黒光りした姿はまるでエイリアンの様です。長くじっとしているせいか地衣類の粉などが付いて、黒光りも今ひとつ冴えませんが。しかし、何も食べずに樹の幹にしがみついたまま何ヶ月も動かずにじっとしているのですから、たいしたものです。