プラハ市民にはプラハから脱出したい人が増えてきたという。
ある人が「もう我慢ができない。出て行くよ。」と言うから「クルマの騒音や臭いが嫌になたからだろう?」と聞き返した。
ところが彼は「そうではなくて、駐車場が足りないからさ」と答えた。
これはこの映画『オート*メート』のマレチェク監督の話である。
同じような話は山形でも耳にする。
郊外や農村に住む人たちには山形市内の中心部には入りたくないと言う人が多い。なぜなら、駐車場を探すだけでくたびれるからだと言うのである。
それでも、もはや山形の中心市街は駐車場だらけで、街並みは櫛の歯が多く欠け落ちたような醜悪な状態と化していてもそうである。
それに対してさすがに世界遺産の街プラハには古い壮麗なビルが建ち並び、それらを毀して更地を駐車場にすることは不可能に近いから、プラハのマイカー族には不満が募るのは当然なのかも知れない。
それならばプラハ市民ははるかに駐車のし易い山形にでも“亡命”してみたらどうだろうか。それだけ、日本の都市は駐車場の乱造により破壊されてきているといえるのである。
◆写真 ①市政府公認の自転車デモに向かう市民 ②でもクルマが多い道路ではやはり自転車は命懸け ③いよいよ壮大な自転車隊のデモンストレーション ④鳥の翼を背にした人が多い 前回と前々回の記事の写真で翼のキャラのシール
上の写真はこの映画の各場面だが、下記のホームページでこの映画の一部が見られるので、クリックされたし。
http://www.yidff.net/archives/113.html