これは時事問題関係記事が多い某外資系週刊誌の表紙の文字列である。
「地球温暖化」の大きな表題の下には「アメリカとアジアが責任をなすりあう」とあるが、ああ!これは一見確か先日紛糾した気候変動枠組条約締結の国々が参集した国連のCOP15コペンハーゲン会議の様子を伝える内容のようにも思える。
だが、やはり少し違うようにも感じる。
というのも、今回のコペンハーゲン会議では「アメリカ対アジア」というよりは確か「先進国対途上国」という文字列が主流的であった記憶が鮮明である。
さて「アメリカ対アジア」として捉えられたのは何処のいつ何時のことであったのか。ともかく一見さほど遠い過去のことではなさそうであるのだが・・・。
むろん、何十年も以前のことではない。
そもそも「地球温暖化」という用語を盛んに見聞きするようになったのはさほど以前のことではない。
そろそろこの週刊誌が何時時点に刊行されたのかを答弁することにしたい。
あまりよく整理されていない我が家の狭い書斎をあざいて(山形弁で「雑多な状態の品々の中から目当てのものを探し出すために掻き回すこと」)いたら、この週刊誌を見出したのであるが、日付を見たら<1997-12-10>であった。
さらに表題の上には「京都会議」とあった。そう、有名な「京都議定書」が締結された時のことであるから、丁度まる12年になる。
つまりこの12年間で対立の図式が「アメリカ対アジア」が「先進国対途上国」へと拡大しただけのことで、世界的対策はまるで進捗していないことになる。
こうして責任をなすりつけあっている間にも地球温暖化は確実に進展し、恐るべきメルトダウンの時期も早まるのではないかと大いに懸念されてならない。
「地球温暖化」の大きな表題の下には「アメリカとアジアが責任をなすりあう」とあるが、ああ!これは一見確か先日紛糾した気候変動枠組条約締結の国々が参集した国連のCOP15コペンハーゲン会議の様子を伝える内容のようにも思える。
だが、やはり少し違うようにも感じる。
というのも、今回のコペンハーゲン会議では「アメリカ対アジア」というよりは確か「先進国対途上国」という文字列が主流的であった記憶が鮮明である。
さて「アメリカ対アジア」として捉えられたのは何処のいつ何時のことであったのか。ともかく一見さほど遠い過去のことではなさそうであるのだが・・・。
むろん、何十年も以前のことではない。
そもそも「地球温暖化」という用語を盛んに見聞きするようになったのはさほど以前のことではない。
そろそろこの週刊誌が何時時点に刊行されたのかを答弁することにしたい。
あまりよく整理されていない我が家の狭い書斎をあざいて(山形弁で「雑多な状態の品々の中から目当てのものを探し出すために掻き回すこと」)いたら、この週刊誌を見出したのであるが、日付を見たら<1997-12-10>であった。
さらに表題の上には「京都会議」とあった。そう、有名な「京都議定書」が締結された時のことであるから、丁度まる12年になる。
つまりこの12年間で対立の図式が「アメリカ対アジア」が「先進国対途上国」へと拡大しただけのことで、世界的対策はまるで進捗していないことになる。
こうして責任をなすりつけあっている間にも地球温暖化は確実に進展し、恐るべきメルトダウンの時期も早まるのではないかと大いに懸念されてならない。