放射能とスギ花粉とでは性格が大きく違うことは承知で筆を執りたい。
それでも福島原発由来の高濃度の放射能汚染地域に入っても即座に大きな健康被害が確認された人が一人も出ていない(※注)のに対し、スギ花粉症のため直ちに体調を崩す人が多いという違いがありながら、なぜか放射能の方がはるかに害毒性が強いものとして怖れられている。
それでもスギ花粉の飛散はかなり広範囲に及ぶ。だから国民の多くから健康の保持のためにスギ花粉の「除染」を強く要望されたら行政はてんてこまいになるであろうし、手抜き除染で金稼ぎに勤しむ委託業者も横行するであろう。
昔はスギ花粉症などなかったようだが、現代で多くなった責任はスギの植林を盛んにした旧農林省と山林地主が負うことになるのであろうか。丁度放射能拡散による被害の責任を経済産業省と東京電力に向けられるのと同じような構図ができあがる。
※注:反原発陣営からすら放射能が直接的原因での死者が出たとの話はまだ出ていないようである。
それでも福島原発由来の高濃度の放射能汚染地域に入っても即座に大きな健康被害が確認された人が一人も出ていない(※注)のに対し、スギ花粉症のため直ちに体調を崩す人が多いという違いがありながら、なぜか放射能の方がはるかに害毒性が強いものとして怖れられている。
それでもスギ花粉の飛散はかなり広範囲に及ぶ。だから国民の多くから健康の保持のためにスギ花粉の「除染」を強く要望されたら行政はてんてこまいになるであろうし、手抜き除染で金稼ぎに勤しむ委託業者も横行するであろう。
昔はスギ花粉症などなかったようだが、現代で多くなった責任はスギの植林を盛んにした旧農林省と山林地主が負うことになるのであろうか。丁度放射能拡散による被害の責任を経済産業省と東京電力に向けられるのと同じような構図ができあがる。
※注:反原発陣営からすら放射能が直接的原因での死者が出たとの話はまだ出ていないようである。