日本は「豊葦原瑞穂国」とも言う。参院選山形県選挙区ではそれに因んだ名の若い女性候補者が当選した。まずはお祝いを申し述べたい。
それゆえ日本は基本的には農地を大切にする国であるべきである。しかし現実の農村部は耕作放棄地ばかりが増え、高齢化が著しい。これではTPPが怖いのも当然。
ところで「村」と言えば一昨年以来「原子力ムラ」が大いに話題となっている。しかしそれをはるかに上回る「ムラ」が存在し、アジア諸国でも増殖している。
原子力ムラは放射能災害の元凶として怖れられるが、もう一つの超巨大ムラは全地球的規模の災害をもたらす元凶とすら言える。
それは前回の投稿でも述べた地球温暖化の加速化に伴う気候激変の顕著化であり、クルマの走行(及びそれを支えるクルマ社会全体)に伴う二酸化炭素排出が主要因と考えられる。
参院選の終盤期に水害に遭ったばかりの山形県では今日も各地で洪水警報が出ているが、それも気候激変の現れと言えよう。
※ 知人から提供された豊葦原瑞穂国的景観を崩壊させるような超巨大ムラによるプロジェクトに批判的な動画 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Zj9WZtZmXmU
※ 写真は一年前の山寺立谷川の濁流(たぶん今日も)