タイトルの「健康には直ちに影響はございません」と美しい山並みの写真との関係は如何に?
山並みは山形市街の東方に連なる奥羽山脈の中の蔵王国定公園を構成する雁戸山系(右側)と神室山系(左側)であるが、神室山系には花崗岩が多いと某書物に記されていた。
この神室山系からは馬見ガ崎川(山形市街地を流れる)、高瀬川(山形市高瀬地区と楯山地区)、遊仙峡渓流と立谷川(山寺地区と出羽地区)の三本の源流が発している。
つまりは、これらの河川には砂礫となった花崗岩が多く流れ込んでおり、当然水質にまで影響を及ぼしていると考えるべきである。
さて、福島原発事故が発生して既に七か月半を経過しているが、むろん日本国中は放射能に対する恐怖心は衰えることなしであり、わが山形市内にも福島県北部からの移住者(多くは子どもたちと母親)が増加しており、その対策が県政や市政の上でも上位の課題とまでなっているほどである。
また、放射線量の測定が東日本の至る所でますます盛んになっており、山形市役所でも学校敷地などで詳細な測定をしているが、昨日某中学の敷地で「除染基準を超える放射線量」が測定されたと報道され、市議会でも報告されている。
ところでその中学校の位置は馬見ガ崎川水系の地下水脈の上にあり、約400年前までは馬見ガ崎川の本流の河道が蛇行を繰り返していた箇所であり、戦後しばらくまでは至る所で地下水が湧き出していた。ということは花崗岩質の土壌の地帯とも考えられ、特に排水溝にたまった土砂は花崗岩質の物質が濃密であると言える。
話は飛躍するようだが、西日本にはかなり放射線量が高い地域が多いと言われ、福島県に次いで高い放射線量が観測されるのが山口県であるが、それは花崗岩が多い地域だからという。[◇むろん福島と山口での放射線量はケタが大いに違う]
某週刊誌によると花崗岩(御影石)で築かれた国会議事堂の外部壁面近くや花崗岩が多く混じった敷石で覆われた銀座の歩道では放射線量が高いという。
だとすれば、山形市内の某中学で測定された“高い”放射線量も必ずしも福島原発起源ではなく、古来から馬見ヶ崎水系の花崗岩質土壌による可能性も排除できない。
また、たとえ“主犯”が福島原発起源のセシウムだとしても山形市が言うように「通常の生活をおくるのに問題はない」ということに落ち着くのか。それでも山形市職員までが東電や経済産業省の「御用公務員」呼ばわりされるのであろうか?
山並みは山形市街の東方に連なる奥羽山脈の中の蔵王国定公園を構成する雁戸山系(右側)と神室山系(左側)であるが、神室山系には花崗岩が多いと某書物に記されていた。
この神室山系からは馬見ガ崎川(山形市街地を流れる)、高瀬川(山形市高瀬地区と楯山地区)、遊仙峡渓流と立谷川(山寺地区と出羽地区)の三本の源流が発している。
つまりは、これらの河川には砂礫となった花崗岩が多く流れ込んでおり、当然水質にまで影響を及ぼしていると考えるべきである。
さて、福島原発事故が発生して既に七か月半を経過しているが、むろん日本国中は放射能に対する恐怖心は衰えることなしであり、わが山形市内にも福島県北部からの移住者(多くは子どもたちと母親)が増加しており、その対策が県政や市政の上でも上位の課題とまでなっているほどである。
また、放射線量の測定が東日本の至る所でますます盛んになっており、山形市役所でも学校敷地などで詳細な測定をしているが、昨日某中学の敷地で「除染基準を超える放射線量」が測定されたと報道され、市議会でも報告されている。
ところでその中学校の位置は馬見ガ崎川水系の地下水脈の上にあり、約400年前までは馬見ガ崎川の本流の河道が蛇行を繰り返していた箇所であり、戦後しばらくまでは至る所で地下水が湧き出していた。ということは花崗岩質の土壌の地帯とも考えられ、特に排水溝にたまった土砂は花崗岩質の物質が濃密であると言える。
話は飛躍するようだが、西日本にはかなり放射線量が高い地域が多いと言われ、福島県に次いで高い放射線量が観測されるのが山口県であるが、それは花崗岩が多い地域だからという。[◇むろん福島と山口での放射線量はケタが大いに違う]
某週刊誌によると花崗岩(御影石)で築かれた国会議事堂の外部壁面近くや花崗岩が多く混じった敷石で覆われた銀座の歩道では放射線量が高いという。
だとすれば、山形市内の某中学で測定された“高い”放射線量も必ずしも福島原発起源ではなく、古来から馬見ヶ崎水系の花崗岩質土壌による可能性も排除できない。
また、たとえ“主犯”が福島原発起源のセシウムだとしても山形市が言うように「通常の生活をおくるのに問題はない」ということに落ち着くのか。それでも山形市職員までが東電や経済産業省の「御用公務員」呼ばわりされるのであろうか?