島国ニッポンの山国から

地球温暖化、クルマ社会の諸問題、時評、街作り提言などを島国の中の四方を山で囲まれた山形盆地からのつぶやき

東海地方の反対側も東海地方になる?

2014-02-28 22:31:43 | 時評

アメリカの韓国系住民が多く住む都市では行政に対し公的文書や地図上での「日本海」の名称を「東海」と改めるか両名称を併記するよう求める運動が盛んになっている。
◆むろん韓国の本国では当然日本海のことを東海と呼ぶようになっているし、世界各国に対しても東海の呼称を用いるよう強く求めている。

◆したがって韓国側からすれば日本列島内の「東海地方」とは山形県庄内地方や新潟県などの日本海(つまりは韓国側での東海)沿岸地域一体のことになる。こうして日本列島には静岡県や愛知県などの大平洋沿岸地域と2つの東海地方が並立することになる。
◆しかるにロシア、特にウラジオストックなど沿海州にとって日本海は「南海」ということになるのだろうか。 ※写真は庄内の湯の浜海岸と新潟海岸(過年に撮影)

雪国の小都市で見た状況2つ

2014-02-04 01:44:23 | クルマ社会の問題

 一昨日に山形県内南部の南陽市にでかけた。
 同じ山形県内陸部でありながら、山形市と置賜盆地に位置する南陽市とでは積雪量に雲泥の差がある。
 北に位置する山形市では現在のところ積雪ゼロ。これに対して南陽市(赤湯地区)は写真でご覧のとおり。それでも双方ともに例年と比べれば異常なほどの少雪である。
 積雪量についてはこれくらいにして、南陽市を訪れてクルマ問題に関することを2つ気が付いた。
 一つは、上の写真のように、車道はきちんと除雪されているのに、歩道部分は除雪どころか、むしろ車道の除雪の雪捨て場になっているような有様である。
 それならそれで、積雪期は車道部分も「歩車共存」にして、クルマも歩行者並みの最徐行にするというのでもあれば少しは納得できるのだが、現状は決してそうではあるまい。見た限りではクルマの速度は決して最徐行というような程度ではなかった。

 もう一つは、更地に野積みされた捨てられた雪の山であるが、かなりの汚れが目立つ。
 道路の大部分は舗装されているのだから、決して土の泥は多くはないはずなのに、どうしてこれほど黒ずんでしまうのか。
 想像するに、一つは削り取られた舗装のアスファルトが粉塵となっていたのが雪とともに掻き集められたのが圧雪及び融雪とともに集約されたもの。
 さらにクルマの排ガスに含まれていたPM2.5やその他の粒子状の汚染物質が集約された姿ではないかと思われる。
 大気汚染は中国だけではないのだ。