天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

反逆児

2009年10月22日 | 不易

軍国主義の日本で、反戦を訴えた水野広徳 


「今日、日本において最も緊急を要するものは、国民の頭の切り換えであります。次の選挙こそは、日本がはたして正しく生き返るや否やの試金石であると思います。しかし概観すれば、鳩山一郎や清瀬一郎などのご都合主義の人物が、矢張り多数を制するのではありますまいか。きわめて露骨にかつ率直に白状すれば、日本人という民族は、無主義、無節操のオッチョコチョイで、時の権力に阿附(あふ-へつらいしたがうこと)することを恥としない、きわめて劣等な性格の持主であると思います。むしろ米国人によってこの機会に厳正なる選挙と、政治の標本を示してくれんことを望みます。僕等より見れば日本人は今後数十年間は、正しき立憲政治を行う能力はないものと思われます。」友人にあてた1945(昭和20)年9月27日付けの手紙


「世にこびず人におもねらず 我はわが正しと思う道を途まむ」


「反逆児 知己を百年の 後に待つ」