とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

祝25周年 YAZAWA in King of 食わず嫌い

2013年11月07日 22時38分54秒 | とんねるずのテレビ



いや~大満足。特番でもないのになにこのスペシャル感。


あのね。テレビ界に番組は星の数ほどあれど、あの矢沢永吉にゴキブリの捕まえ方までしゃべらせてしまうのは、とんねるずの番組しかないですよ。マジで(YAZAWAはゴキブリが苦手らしい)。


わたし自身は、矢沢ファンではないですけれども、とんねるずを通してのYAZAWAなら、この30年間さんざん見てきました。「止まらないHa-Ha」のタオル投げだって、学園コント見ながらいっしょにやってましたし。とんねるずの自叙伝『大志』は、矢沢の伝説の名著『成り上がり』を意識したタイトルだしね。


シングル「YAZAWA」は、マジに大好きな曲でした。












ベストアルバム『足跡』に収録されてます。みんな買おう!





今回、食わず嫌い出演にあたって誰と対戦したいかと問われたYAZAWA。


「とんねるずとやりたいね」


くう~っかっこいい!!そしてありがたい!
萌えるとんねるずワンフーの気持ちを、よくわかってくれてるじゃあありませんか(涙)


もうとにかく、タカさんのノリノリの矢沢モノマネをひさびさに見て、身悶えして爆笑したわたくし。いちいちカメラ目線で矢沢語録をはくタカさんが、おもしろくてたまらなかった(笑)

そしてそれをたしなめるノリさん。やっぱりとんねるずって、基本的にはタカ=ボケ、ノリ=ツッコミなんだよね~ 「(タカは)料理もするんですよ」な~んて矢沢さんに説明する古女房木梨憲武♪


それにしても、1時間じゃ物足りなかったね。たぶん、他にもいっぱいYAZAWAのいい話があっただろうに、いっぱいカットされちゃったんだろうなあ。広島から上京しようとして、お尻の痛さにたえられず横浜で下車、そこから矢沢の“成り上がり”がはじまった、という話、良かったなあ・・・


ちょっと前に、Eテレの「会社の星」って番組に、元中日の落合監督が出てるのを見たんですけど、そのときも落合さんのことばがずしずし心に響きました。時代の最前線で闘ってきた男たちのことばってのは、やっぱり、重いね・・・でも、おしつけがましくないんだよね。あくまで謙虚でもの静かで、とても礼儀正しい。ホンモノの男って、いや女もきっと、そうでなきゃいけないんだね。素直に、見習いたいです。


対戦結果は、なんと引き分け。矢沢さんのきらいなものはシャコ。とんねるずチームはノリさんのホタテの握り。ホタテを勘で当てた矢沢もすごいけど、フォアグラのフェイントにひっかからずちゃんとシャコを当ててくるとんねるずもさすが。


しかし、いつもながらタカさんの情報量にはびっくりさせられます。もちろんもともと矢沢永吉ファンだから、昔からの情報の蓄積がハンパでない。「そんなことなんで知ってるの?」と矢沢を驚かせるタカさん(笑)

そうやってこまかーいことを知ってる人って、ちょっとイヤミに見えたりするときがあるけど、タカさんは全然そうじゃないから不思議。むしろその異常なまでの情報量が、彼独特の芸風になってるのよね。笑わせるために仕入れる情報というより、純粋に興味があるから知っている、という感じが、わたしは大好きです。


勝負が終わってホッとしたのか、いきなりタカさんを叱り出すノリさんが可愛かった♪「茄子おいしいな~♪とか言って、勝つ気ねえじゃねえかよ!」と(笑)ケラケラ笑うタカさん(笑)


結局「引き分けはすなわち矢沢の負け」ということで、なんと一度も人前で歌ったことのない名曲「灯台」を披露してくれた矢沢。ああーかっこいい。うれしいね。聴きいってしまった。






「灯台」はアルバム『横顔』に収録




「みなさんのおかげでした」25周年を飾るにふさわしい、正真正銘のビッグなゲストでした。







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