とんねるず主義+

クラシック喜劇研究家/バディ映画愛好家/ライターの いいをじゅんこのブログ 

細かすぎて伝わらないモノマネ選手権Vol.14 の恐るべきハイレベル

2009年03月29日 00時05分00秒 | とんねるずのテレビ
2009年3月26日に放送された、
「みなさんのおかげでした たけし&所で大波乱!超でっかい食わずから超細かいモノマネまでSAKURA満開スペシャル」

超でっかい食わず嫌いについてはもう書きました。
まだまだ思う所はありますが、またいずれ取り上げるとしまして、今回は超細かいモノマネをふりかえっておきたいと思います。

結果は、

優勝・弾丸ジャッキーさん、準優勝・蛸あげ水牛さん。

もう文句なしの結果だったんではないでしょうか。

特に弾丸ジャッキーさんの「カタールの無名選手」シリーズ、好きだなあ。
今度から体操の国際試合を見るときは、カタールの選手に注目しましょう。
なんだか応援してあげたい♪

蛸あげ水牛さん、こりゃ衝撃の新人登場ですね。
まずルックスがすごすぎる(笑)。彼がテケテケ~と登場するだけで、もう笑ってしまいました。
ネタ自体は短いのに、ものすごーくいろんなドラマが一瞬で背景に見えるのがすごい。
爆笑モノでなおかつ映画的な雰囲気もあり。もうわたくし床をころげまわって笑ってしまいました。

このおふたかた以外で好きだったのは・・・
まず、マナティさんの「スチュワーデス物語」シリーズ。
これは、もう・・・ツボに入りまくり。あのドラマの堀ちえみに、超似てる!
ただ似てるだけじゃなく、あのドラマの独特の世界観も表現してる!

実はわたくし、ドラマ放映当時、風間杜夫さん(村沢教官役)の大ファンでして・・・毎週ドラマを見ては怒り狂っておりました(笑)。
「なんで堀ちえみなんじゃーっ!なんでドジでのろまな亀がわたしの風間さんとあんなことをーっ!」って。溺れかけた堀ちえみに風間教官が人工呼吸した回なんて、もう見ながら七転八倒。
マナティさんを見て、その頃の思い出がよみがえってきました(笑)。

そして、みょーちゃん劇団の「韓国の軍隊、とその嫁」シリーズ。
なんなんですか、このクオリティの高さ!全員至極真剣に演じてるのに、なんでこんなにおもしろいのっ。有田ロボもびっくりしてましたが、回を重ねるごとに主役すらも変わっていくって、すごすぎますよ~。そのうえ、ええ話や・・・

柴田由美子&松岡智子さんによるアンジェラ・アキも好きでした。目のつけ所がいいぜ~

アントニオ小猪木&グラップラーたかしさんのW猪木も、良かったなあ。
とんねるずにも「猪木兄弟」ネタがありますが、それとはまたちがったシュールさがあって、好きでした。

Bコースハブさんの、世界初「手羽先のマネをする男」。
すごい・・・すごいとしか、いいようがない(笑)。

ずんのやすさんも、常連ながらがんばってますね。
「リズムがおかしいロシアの空手稽古」・「滝の修行をはきちがえている空手新進国ジンバブエの師範代」、どっちも爆笑しました。

常連と言えば、やっぱり大好きなんだよなあ、UZこと山本高広が。
織田裕二のマネっていう画期的なネタは、ひっじょーにパワフルだわ。芸能界のちょっとアンタッチャブルなところに切り込んでくる勇気が好きです。
ケイン・コスギもすごく似てたし、彼は職人だねえ。


今回はいつにもまして、録画を何度見直しても笑える超力作ぞろいでした。
単なる一発芸ともショートコントともちがう、芸術性すら感じるネタばかり。
インテリジェントなくだらなさが爆発してました。

こういうネタ、よく考えつくよなあ。
出場者のみなさんに尊敬の念すら抱いてしまった、今回の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」でした。



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