騎手・中島八弥 東京サラブレットクラブ&シルクHC 一口馬主情報。

東京優駿
第80回 日本ダービー
祝出走
シルクホースクラブ所属
フラムドグロワール3歳牡馬
父母GI馬

東京TC 2歳牡馬 レッドリーガル デビューまでしっかり乗り込んでいきます

2014年12月19日 | 引退馬

東京TC 2歳牡馬 レッドリーガル

(ショウダウン12)

OONAGH MACCOOL 10

父: ファルブラヴ
母: ショウダウン
母の父: Darshaan
TYPE: 牡・鹿毛
BIRTHDAY: 2012.03.04
BREEDER: ノーザンファーム

欧州の厳しい舞台で名を上げてきた

母系がいよいよ真価を発揮

欧州の強豪を多数輩出した母系が、

大物誕生の鍵となる

 英で競走馬デビューした母ショウダウンは、勝ち鞍をあげられないまま現役を引退し、繁殖牝
馬となりました。英で勝利を記録したフリーズ(父サドラーズウェルズ)、アバヤーン(父サドラーズ
ウェルズ)、米で1勝をマークしたビーフリー(父セルカーク)などを出産してから日本に導入。レッ
ドデュード(父アグネスタキオン)、現2歳馬ヴァネッサ(父ゼンノロブロイ)に続いて誕生したのが、
父にG1ジャパンC、などを制した世界的名馬ファルブラヴを迎えた牡駒ショウダウン12です。世
界を股にかけてG1戦を8勝した父の血と、G1仏ダービーを制した母の父ダルシャーンの血が相
乗効果を生めば、ショウダウン12のクラシック戦線での頑張りも、十二分に見えてくるはずです。
 母系は欧州の強豪を多数輩出している名門で、祖母ラストセカンドはG2ナッソーS、G2サン
チャリオットSの勝ち馬。ショウダウン12の叔父にあたるオージールールズはG1仏2000ギニー、G
1キーンランドターフマイルSなどに勝ち、現在は種牡馬として活躍中です。また、G1ロイヤル
オーク賞勝ちのアレグレット、G1英チャンピオンSを2回勝っているアルボラーダ、G1オイロパ賞馬
アルバノヴァ、G2愛ダービートライアルSに勝ち、G1愛ダービー、G1英セントレジャーでともに2着
したミダスタッチも、同じファミリーの出身となります。一族に伝わる大レース向きの優秀な底力と
持続力に富んだパワフルなスピードは、ショウダウン12にとっても強力な武器となってきます。

配合診断

 仏2000ギニー馬Aussie Rulesの甥にあたり、近親にも活躍馬が多数出ているMumtaz Mahalにさかのぼる名牝系。3代母AlruccabaはGrey Sovereign 4×3、母ショウダウンはMill ReefとSir Gaylordを通じるナスキロのクロスで、自身はNorthern Dancer 3×5、Bold Reason≒Never Bend 4×5、そしてSeattle SlewとMill Reefを通じるナスキロ+La Troienneのクロスもあります。全体としてはファルブラヴに欧州中距離血統の重厚な斬れ味を付与した配合、といえるでしょう。ファルブラヴ産駒といえばワンカラット、アイムユアーズ、エーシンヴァーゴウなど快速牝馬のイメージが強いですが、牡駒はトランスワープ、グローリーシーズ、タニノシュヴァリエなど父似の中距離型が多いのです。牝駒はFairy Kingに似るけれど、牡駒はファルブラヴに似るというイメージですね。芝向きの中距離馬で、母方の斬れ味が強く出れば東京や外回りでジワジワ差してくる脚質になる可能性もあります。

配合解説:望田 潤 / 栗山 求

ショウダウン12の馬体ポイント

    肩
    肩周囲の筋肉が細分化されている。
    首
    父と異なるストレートネック。
    臀部
    半腱様筋の幅が広く、股関節や膝が強い。
    下腿骨
    長趾伸筋の膨らみが大きく、キック力が強い。

馬体解説

父ファルブラヴは、異なる国で13勝のタフガイ。馬体面では筋肉の隆起が大きく恐竜のようにカーブのあるシルエットで、日本では快速牝馬を多く輩出しています。本馬は肩周囲に父同様の厚みがあり、この時期にしては筋肉の層が細分化されていますが、体高があり、首はストレートでやや長め。胴もゆったりして体型的にはスタミナ派の母父ダルシャーンの影響を感じさせます。臀部はまだ平面的ですが、臀筋群と協力して股関節を伸展させ、膝の支持にも働きかけている半腱様筋の幅が広いのが特徴です。下腿骨は長趾伸筋の膨らみが大きく、股関節に強度が加わってくれば強いキック力を発揮します。スピード系になるか、中距離系かは今後性格によって決まるはずです。

(馬体解説/関西競馬エイト 鈴木由希子) 

栗東・笹田和秀厩舎

募集価格2000万円
中央獲得賞金0万円
控除前回収率0%
収得賞金額0万円
0戦0勝【0-0-0-0-0-0
 

14.12.18

(笹田厩舎)
本日は引き運動の調整でした。
助手「いつもなら自分が帰る頃にはカイバを残さず食べているのですが、昨日の追い切り後はさすがに飼い食いが落ちて少し残していました。それでも今朝はしっかり食べていたので心配はありません。以前はダクを踏んだだけでスクんでいたのですが、今はスクむ気配すらありませんね。ゲート試験に合格してすぐに休ませたことが成長につながったのだと思います。デビューはまだ先になりますが、結果を出せるように頑張ります」

14.12.17

(笹田厩舎)
本日は坂路にて追い切りました。
 坂路 55.5-41.0-26.9-13.5 馬なり
助手「帰厩後も順調に調整しています。ここまでのところトモの甘さは相変わらずですが、全体的に見ると夏より馬がだいぶしっかりしてきたように感じています。今日の追い切りは馬場が悪かったですし、まだ体がついてこないので、3F目くらいから手応えが怪しくなってきました。そこで少し肩ムチを入れて反応も確かめましたが、最後は伸びもせずバテもせずという感じでした。前に進もうという強い気持ちは持っているんですけどね。カイバはバリバリ食べていますし、体調はとても良さそうですので、デビューまでしっかり乗り込んでいきます」



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