騎手・中島八弥 東京サラブレットクラブ&シルクHC 一口馬主情報。

東京優駿
第80回 日本ダービー
祝出走
シルクホースクラブ所属
フラムドグロワール3歳牡馬
父母GI馬

シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール ラジオNIKKEI賞 福島の絆で勝つ!

2013年06月27日 | 引退馬

シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール

(シルクプリマドンナ10)

母シルクプリマンナはオークス馬、

父ダイワメジャーで大物誕生の予感

父 : ダイワメジャー
母 : シルクプリマンナ(母の父 ブライアンズタイム)

TYPE : 牡・栗毛
BIRTHDAY : 2010.03.31
BREEDER : 安平町・ノーザンファーム

美浦・藤沢和雄厩舎
募集価格4000万円
中央獲得賞金6298万円
控除前回収率157%
収得賞金額1150万円
GI朝日杯FS 4着
GINHKマイルC 3着
GI東京優駿 10着

2012/06/09、2歳新馬、東京芝1400m、1番人気1着、賞金700万円 雨 稍 横山典弘

2012/09/30、2歳OP芙蓉S、中山芝1600m、2番人気2着、賞金607.4万円 晴 良 横山典弘 

2012/10/20、2歳OPいちょうS、東京芝1800m、2番人気1着、賞金1535.7万円 晴 良 横山典弘

2012/12/16、2歳GI朝日杯FS、中山芝1600m、5番人気4着、賞金1100万円 晴 良 ウィリアムズ

2013/01/21、3歳GⅢ京成杯、中山芝2000m、1番人気10着、賞金0万円 晴 良 横山典弘

2013/05/05、3歳GINHKマイルC、東京芝1600m、8番人気3着、賞金2300万円 晴 良 横山典弘

7戦2勝【2-1-1-1-0-2(新馬勝ち、GI 3着)】

 

フラム適距離に戻り巻き返す/ラジオN賞

 

 福島開幕週のメーンはラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル)。トップハンデ56キロにはNHKマイルC上位のフラムドグロワール(同3着)、ガイヤースヴェルト(同5着)、シャイニープリンス(同6着)が名を連ねた。ダービーで10着に敗れたフラムだが、いちょうS勝ちと同じ1800メートルは好材料か。インプロヴァイズに騎乗する戸崎騎手には、昨年のファイナルフォームに続く連覇がかかる。プリンシパルS2着のミエノワンダーも小回りに対応できる器用さがある。

 

【ラジオN賞】血統診断

 

 サンデーサイレンス系のマイラー型が強いレースで、サンブルエミューズを最上位にみる。父ダイワメジャーはマイルと2000メートルでGIを5勝し、祖母キョウエイマーチは桜花賞馬。スピード豊富で、小回り向きの機動力も兼備しており、速いタイムが出る開幕週の馬場も合う。

 同じダイワメジャー産駒のガイヤースヴェルトも有力だ。英2000ギニー馬マクフィや、仏2000ギニー馬グリーンダンサーなどの活躍馬を多数出している母系は欧州の一流血脈。厳しい流れや道悪になっても、力を発揮できる。

 フラムドグロワールは母がオークス馬シルクプリマドンナ。スピードと底力は十分だが、本質的に広いコースがベターなだけに、小回りへの対応がカギとなりそう。

 以下は抽選対象となるが、ダイワストリームも同産駒。祖母プリンセススキーはラジオたんぱ杯3歳牝馬S(ラジオNIKKEI杯2歳Sの前身)の勝ち馬で、2、3歳戦向き。意外性のある一族といえ、ハンデ51キロで一発を秘める。

 ステイゴールドはオルフェーヴル、ゴールドシップなどの大物を出す一方で、小回りコースの適性が高く、ローカル重賞も得意。シンネンは距離がもう少し欲しいが、伯父にダービー馬ジャングルポケットがいる母系は底力十分で、侮れない。ケイアイチョウサンは母系もローカル重賞向き。福島へのコース替わりはプラスだ。

 SS系以外ではミエノワンダーが面白い。父グラスワンダー、母の父SSの配合は2007年2着スクリーンヒーローと同じで、母系も優秀。小回りへの対応力もある。 

【ラジオN賞】グロワール、福島の絆で勝つ!

 

額から鼻にかけての流星は父ダイワメジャー譲り。GI3着の実力馬フラムドグロワールが重賞初制覇を狙う

 今週から始まる福島開催の日曜メーンは、ラジオNIKKEI賞(GIII、芝1800メートル)。NHKマイルC3着のフラムドグロワールのオーナー、(有)シルクは福島馬主協会所属の“ご当地馬主”。地元の名物重賞とあれば力が入るのは当然だ。福島県出身の田辺裕信騎手と新コンビを組み、シルク軍団では1999年シルクガーディアン以来、14年ぶりとなる当レース制覇を目指す。

 地元に錦を飾りたい。春のGIで好勝負してきたフラムドグロワールが、シルク軍団のおひざ元・福島での重賞初制覇に照準を定めてきた。

 「オーナーは地元馬主だし、いいんじゃないか。福島を応援するためにも頑張りたいね」

 藤沢和調教師が1992年シンコウラブリイ、95年プレストシンボリに次ぐ当レース3勝目に向けてヤル気を見せる。母は2000年のオークスを勝ち、シルク初のクラシックホースとなったシルクプリマドンナ。軍団ゆかりの良血馬は2歳時からエリートコースを歩み、昨年12月の朝日杯FSで4着。今年も世代のトップと戦ってきた。

 前々走のNHKマイルCは好位の内を進み、直線でしぶとく伸びて勝ち馬マイネルホウオウからコンマ1秒差の3着。GI初制覇は果たせなかったが、「前へいって残ったのはこの馬だけ。タフな競馬で頑張った」とトレーナーは高い能力を再認識。800メートル距離が延びたダービーは10着だったが、それでも着差はコンマ5秒。GIIIでは格が上の存在で、56キロのトップハンデもはねのける。

 ダービー後は短期放牧へ出て、帰厩後は美浦の坂路とWコースを併用して乗り込まれてきた。全休日明けの25日は坂路を軽快なフットワークで駆け上がり、4ハロン63秒5をマーク。「放牧でリフレッシュし、走る気持ちになっていますよ。中山マイルの朝日杯FSでも上手に走っていますし、1800メートルの小回りコースも問題ありません」と大江原調教助手は順調な調整過程に胸を張る。

 福島県出身の田辺裕信騎手と新たにタッグを組むことが決定。“チーム福島”が一丸となり、栄光のVゴールへ突き進む。 

 

★シルク、インプロヴァイズと2頭出し

 

 (有)シルクからは、インプロヴァイズもスタンバイ。前走の東京500万下(芝1800メートル)は最後方から直線一気に伸びて完勝し、「強い競馬だった」と橋本調教助手。福島に舞台が替わるが、「小回りコースでスタンド前の発走もカギだが、気性的に落ち着きが出ているし、うまく対応できれば」と同助手。堀厩舎には昨年のファイナルフォームに続く連覇がかかる。

 

ご当地馬主

馬主は基本的に全国10競馬場の馬主協会に所属する。福島馬主協会にはトーセンの島川隆哉氏、グラスの半沢(有)などが所属している。

ご当地騎手

福島県出身の現役JRA騎手は、木幡初広(48)、江田照男(41)、田辺裕信(29)、五十嵐雄祐(29)、伊藤工真(23)の5人。江田照騎手はラジオNIKKEI賞でラシーマに騎乗する。

 

 

【ラジオNIKKEI賞】フラムドグロワール 福島魂を見せろ

 

 ダービー10着からの巻き返しを期すフラムドグロワールはインプロヴァイズと同じ福島の法人馬主シルクの所有馬。「地元馬主で頑張ろう!」と笑顔を見せた藤沢和師は、「休み明け3戦目で余力がある。NHKマイルC(3着)では厳しい流れを粘っていたし、(流れが速くなりやすい)福島は合いそう」と好感触。二本松市出身・田辺との新コンビで“ご当地馬”の威力を発揮するか。

【ラジオN賞】グロワールしぶとく併入

 

フラムドグロワール(左)は美浦Wコースで最終調整。GIを2戦した疲れはなさそうだ

 粘っこさが最大の武器だ。フラムドグロワールはNHKマイルCでハイペースの好位追走から3着に残り、日本ダービーでも10着ながら着差はわずか0秒5。けさも美浦Wコースで実にしぶとい走りをみせた。

 ラヴェルソナタを1馬身追走し、直線で内に入った。持ったままの僚馬に対し、軽く手綱をしごき続けての併入。素軽いまでの動きではないが、いかにも追ってバテない感じが見て取れた。GIを2戦した疲れもなさそうだ。

 「放牧先から元気良く戻ってきたからね。けさの感じも良かったし、順調にきているよ。器用なタイプだし、右回り、小回りとも心配ない」と藤沢和調教師は笑顔。「マイルCは一緒にいた前の組が脱落するなかでよくしのいだ。秋はセントライト記念、毎日王冠と色々な選択肢があるけど、まずはここで賞金を加算したい」と、秋への飛躍を誓った。

 

【BLOOD】パワー兼備の父×母父◎ガイヤース

 

 

父ダイワメジャー×母の父フレンチデピュティのパワー型配合のガイヤースヴェルトが狙い目

 いよいよローカル! 思い切って現場に出かけたい季節だ。

 ラジオNIKKEI賞は前向きさを持つダイワメジャー産駒を買う。父は2000メートルの皐月賞と天皇賞・秋も勝ったが、産駒は1800メートルまでの成績のほうが2000メートル超より明らかにいい。◎ガイヤースヴェルトは母父フレンチデピュティ、◯フラムドグロワールは母父ブライアンズタイムで、いずれもパワーを兼備。この時期の福島は開幕週といえども天候次第で馬場が荒れるが、十分対応できそうだ。

 コーナー4つのコースで無類の強さを誇るステイゴールド産駒が次位。▲ケイアイチョウサン、△△シンネンだ。距離的に信頼度が高いのは2000メートルで、ダイワメジャーとは逆に1800メートルまでだとそれほど振るわないが、SS系の種牡馬が強いレースで、しかも華やかなタイプより泥臭いSS系が合う舞台。母父もそれぞれシンボリクリスエス、マリエンバードとパワーにあふれるが、素軽さを持ち合わせるという意味でシンボリクリスエスを母父に持つケイアイを上に取る。

 CBC賞はハクサンムーンの先行力が魅力。アドマイヤムーン産駒は1200メートルの成績が他の距離に比べて突出している。 

ラジオNIKKEI賞】美浦レポート~フラムドグロワール
 
30日(日)福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞(GIII)に出走予定のフラムドグロワール(牡3 美浦・藤沢和雄)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●フラムドグロワールについて藤沢和雄調教師
「日本ダービーでは、上手なスタートから好位置をとって競馬が出来ました。10着でしたがそれほど負けていませんし、よく頑張ってくれた結果だと思います。レース後は放牧に出て、帰ってきてからの調教は順調に進んでいます。

1週前追い切りは坂路で、元気良く走っていました。今朝の最終追い切りはウッドで2頭併せ、輸送も控えているので、それほど速い時計ではない調教でした。動きは良かったです。

福島1800mはスタートしてすぐコーナー、忙しい競馬になりそうですが、マイルの距離で朝日杯やNHKマイルCで頑張ってくれているので大丈夫だと思います。小回りで、速い馬も何頭かいそうですから、あまり離れずに好位で競馬ができるといいですね」

 

<ラジオNIKKEI賞:追い切り>

 

 フラムドグロワール(牡、藤沢和)は五十嵐騎手(レースは田辺騎手)を背に美浦ウッドコースで追い切られた。コーナーに入ってラヴェルソナタ(古馬1000万)の内から並びかけると、最後まで楽な手応えのまま併入を果たした。5ハロン67秒4-12秒2。

 

 見守った藤沢和師は「目立つ動きではないが、順調に来ている。ダービー(10着)は大事に乗ってくれたし、いい競馬だった。オーナー(シルクホースクラブ)はご当地馬主。いい結果を出してほしい」と笑顔で話した。

【ラジオN賞】フラムドグロワール余力十分に併入

 NHKマイルC3着馬フラムドグロワールが、Wコースでラヴェルソナタ(せん5、1000万下)を追い掛け、馬なりのまま併入。5ハロン68秒5をマークした。「いいフットワークだった。ダービー(10着)を使った後も順調。元気だし、かなり余力がある」と藤沢和調教師。福島は初めてだが、「右回りで小回りの中山で競馬をしているし、立ち回りが器用」とトレーナー。「秋はセントライト記念、毎日王冠と選択肢があるが、まずはここで頑張りたい」と意欲を見せた。

【ラジオNIKKEI賞】出走馬確定~フラムドグロワールなど16頭 [News]
2013/06/27(木) 16:05
 30日(日)に福島競馬場で行われる第62回ラジオNIKKEI賞(GIII)の出走馬が確定した。発走時刻は15時45分の予定。

アドマイヤドバイ  54 池添謙一
インプロヴァイズ  54 戸崎圭太
ガイヤースヴェルト 56 内田博幸
カシノピカチュウ  55 西田雄一郎
カフェリュウジン  53 柴田善臣
ケイアイチョウサン 54 横山典弘
サンブルエミューズ 54 蛯名正義
シャイニープリンス 56 和田竜二
シンネン      54 松岡正海
ダイワストリーム  51 嶋田純次
ダイワブレイディ  53 柴田大知
ダービーフィズ   54 吉田豊
ナンシーシャイン  54 大野拓弥
フラムドグロワール 56 田辺裕信
ブリリアントアスク 50 武士沢友治
ミエノワンダー   55 田中勝春
 

 



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