悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

絶滅危惧種

2014-12-19 18:03:16 | 雑記

国民の出生率が向上しないと、日本の人口1億人を維持することは困難になる。
今朝、こんな新聞記事がでた。
レッドデータに人間という種が書き込まれる日がいつかくるのではと、危惧を覚えた。
動物は種の保存本能に従って生殖をするが、人間の場合は複雑だ。
産めといわれれば、違和感を覚える。いろいろな理由で、一人だけ産む人も多い。
一方では、「3人はほしい」という人もいて、その落差は大きい。
昔は、女性が「産まされる」社会的な背景もあったと思う。それへの反発もあって、
産むか産まないかは夫婦の判断、女性の判断という考え方もある。
人間も動物の一種であるが、種の保存を目的とした「動物性」は崩れざるを得ない。

高齢者を支えるために、若い世代を増やそうという考え方は、受け入れがたいだろう。
子どもはいらない、一人で良いという人の割合がある限界点を超えれば、
絶滅危惧種への道を歩む。
そこに加えて、核の脅威だけでなく、原発の脅威も、絶滅危惧種への道を後押しする。
また、温室効果ガスの排出量の増加、自然破壊から自然災害への歯止めも期待薄だ。

動植物の絶滅危惧種は「レッドデータ」として公表されているが、人間については、
「イエローデータ~造語」として、早急に対策が必要だと思う。