悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

ラジオ深夜便

2014-12-30 21:07:09 | バリアフリー

最近夜中に目覚める回数が減った。何度起きてもすぐに寝られるのだが、
ときどき「ラジオ深夜便」を聴くことがある。先日、昭和47年のヒット曲を流していた。
「学生街の喫茶店」、「傘がない」など、懐かしくほとんどの曲を知っていた。
当時、「傘がない」が良いと言っている同級生に、「傘がないことがどうだと言うんだ」、
つまらない歌だと思っていた。思っただけで、言いはしなかったが…
若い頃から、時代について行けないタイプだったのだろうと思う。
当時は「札幌オリンピック」、「浅間山荘事件」、「外務省機密漏洩事件」、「沖縄返還」、
「ベトナム戦争」などが大きな出来事だった。
「ラジオ深夜便」では、音楽だけでなく、著名人による講演のようなお話しもあり、
けっこう参考になる話を聴くことができる。そのまま忘れてしまうこともあるが、
気になったことは、携帯のメモを立ち上げ、記録することもある。

通常、夜は寝るものだが、この番組は寝ながら(眠れず)聴くのだろう。 
学生時代、深夜放送を聴いていたが、当時の老人は多くが寝ていたか、
眠れない人は、ただ悶々として起きていたのだろうか。
この番組は、NHKから冊子も発行されている。
このような番組が、必要な老人というのは、何らかの病気で眠れないのだろう。
ぐっすり眠れれば、必要の無い番組であるところに、現代の抱えた時代性を感じる。

こう書いてきたが、この番組は、昼間のちゃらちゃらした内容は皆無なので、
落ち着いて聴けるところにも、ファンの多い理由があるのかもしれない。