悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

投票所への道は遠かった

2014-12-14 21:34:38 | 雑記

久しぶりに投票に行った。大海に一滴の行動にうんざりしてしまっていたからだった。
七軒町通りにある狭い路地から投票所に向かった。以前、小さな魚屋があったところだ。
一本道を間違えたことに気づき、さらに南に向かう。いつのまにか行き止まりのようになった。
うろうろしていると、近くを歩いている人が進行方向を教えてくれた。
町内うちであるにもかかわらず、まったく初めての路地で迷ってしまった。

選挙というのは、まったく地道な行動の積み重ねだ。前々政権のやりたい放題に呆れ、
前政権に希望を託したが、すぐには結果が出ず、国民はやっぱりダメと判定を下した。

しかし、議員というのは不思議な職業である。選挙期間中は、お願いしますと言っていても、
選出されてしまえば、違う世界の人(先生)になってしまう。
そんな口先だけの世界にうんざりして、あの落差に非常な違和感をもつ人が多いのだが、
世の中はなかなか変わらない。

だが、誰でも立場が違うと人が変わる。横断歩道に人が立って渡ろうとしているとき、
停止しないと罰金ものだが、自分が運転していると、ほとんど止まらない。

議員を責められないかもしれない。