うぐひすの きゐつつなけば はるさめに このめさへこそ ぬれてみえけれ
鶯の 来ゐつつ鳴けば 春雨に 木の芽さへこそ ぬれて見えけれ
鶯がやって来て鳴く。春雨に木の芽までもが美しく濡れて見えるよ。
作者の心情は直接はどこにも表現されていない、叙景歌というべき一首でしょうか。貫之歌には珍しい部類かもしれません。
うぐひすの きゐつつなけば はるさめに このめさへこそ ぬれてみえけれ
鶯の 来ゐつつ鳴けば 春雨に 木の芽さへこそ ぬれて見えけれ
鶯がやって来て鳴く。春雨に木の芽までもが美しく濡れて見えるよ。
作者の心情は直接はどこにも表現されていない、叙景歌というべき一首でしょうか。貫之歌には珍しい部類かもしれません。